3.ミニコミ誌を出す。
そうだ。ミニコミ誌を出そう!
頭の中は構想と妄想がいっぱいだった。その想いを友達グループに宣言する。大体言い出しっぺが一人でもやる気概がないと100パーセント完成できないと言ってもいいと思う。幸い、同じ社会人で賛同してくれた友人がいた。Mだ。Mは大手メーカーに昼間勤め、大学では確か電気を学び、クラブは演劇部だったと思う。その上彼は、通信制の大学にも通っていて経営を学んでいた。私の部室の隣が演劇部だったのでいつのまにか意気投合していた。
私が編集を受け持ち、Mが営業面を受け持つ