見出し画像

ドイツ スマホの通知がこなくなってから生活が変わったはなし

5月に入り、わたしの住んでいるドイツの街も晴れの日が多くなった。

梅雨は、日本にしかないものだと思っていたけれど、ドイツの5月の天気を見ていると、1日中雨の日が続くときもあれば、気温が上がり、湿度も上がると、突然、雷が鳴り、シャワーのような雨が降ったりとドイツにも”梅雨”はあるんだなと思うこの頃。

空がひろい


わたしの生活は毎日、いい意味でバタバタとしている。
noteもあまり期間を開くことなく、書き続けたいと思いながらも手をつけられずにいた。

仕事のある日は、出勤前の朝の時間にドイツ語学習アプリをしたり、読書をしたり。
『出勤時間』という制限時間があるため、なにがなんでも集中できることが朝の時間の一番いいところ

仕事と仕事の合間の休憩中(約2時間)も体力とやる気が残っていれば、ドイツ語の文法の教科書を開いて、1ページずつ、こなしていく。

(もちろんやる気が出ない日もある。そんなときの対処法はこちら↓)


6月から始まる語学学校に向けて、予習をする毎日。
4月からずっとそんな毎日を送っていた。

そんな日々を送る中で、ふと、ある日、

「こんなに最近、毎日が充実している理由はなんだろう」

と思った。

気づけば、わたしのスマホの通知がこなくなってからもうすぐ2ヶ月。

通知がこなくなってから、こんなに毎日が忙しく、時間を有意義に使えているのかも、と。

スマホの通知がこなくなった日

ある日、突然、わたしのアイフォンがわたしに”通知するのをやめた”

わたしのスマホの使い方としては、電話、メール、時々SNSを見るため、くらいだ。そのため、カメラにこだわっているわけでもなければ、最新モデルにこだわっているわけでもない。
相手と連絡が取れればよし、としている。

それでも写真や動画を撮るのは好きだから、容量は常にいっぱいだ。
そのためにアップデートの通知がきても、まずは溜まった写真や動画のデータをUSBで別の機器に移さなければいけない。

そんなこともあってか、アップデートをするのはちょっとめんどくさかったりする。

やっとアップデートできたかと思えば、スマホの通知が一切、こなくなった。
What's upやLINEなどのメッセージもアプリを開くまで、メッセージが来ているのかどうかもわからなくなった。
(不思議なのが、ルナルナの通知だけは今まで通りにくる。なぜ?笑)

色々な原因を調べては、解決に取り組んでみたが、インターネットに書かれている対策を全てやっても、やっぱり通知は来ない。

最初は、通知がこないことがストレスだった。


スマホとの共存

わたしは自分としては、それほどスマホ依存症ではないと思っている。
スマホがなくても生きていける自信はある。

誰かと繋がっていないと不安という気持ちにも一切ならないし、SNSを見ずに1日を過ごすことだってある。

ただ、連絡を取る、という手段としてはスマホは必要かなとは思う。
彼や友達との連絡、日本にいる家族との連絡は必要なので、そういう意味ではスマホはやっぱり必要だ。

通知がこなくなった最初の2~3日は、やっぱりストレスだった。
自分で通知オフに設定したならまだしも、”原因不明の通知オフ”という状況がストレスだった。

しかし、数日するうちに、慣れるもので、通知がこないことが普通になった。

通知がこなければ、自分でチェックするタイミングを決めればいいのだ。
今までであれば、スマホにチェックするタイミングを決められていたが、今はわたしが決めている。

朝、起きてまず、メールボックス・LINE・What's upなどのメッセージ系のアプリをチェックする。

それからインスタグラムをチェックする。

それだけだ。

それを昼、夜に1回ずつ、それで十分なことに数日経ってから気づいた。

スマホとの共存って、結構、簡単だった。


ドイツ生活とスマホ

ドイツ生活と日本での生活を比べて、圧倒的にスマホを触る時間がいまは減ったと思う。

日本では通勤時の電車の中、友達との待ち合わせまでに待っている間、家でゴロゴロしているとき、いついかなる時もスマホを常に触っていたように思う。
それは自分が触りたくて触っていたのか、スマホから通知がくるから触ってしまっていたのか
不要な時間・無意味な時間を随分、スマホに割いてしまった。

ドイツ生活でスマホを触る時間が減ったのは、徒歩で通勤していることが大きいのだろうが、トラムや電車でも日本の電車内のようにスマホばかりを触っている人は少ないように思う。

友達といるときも、スマホばかりを触っている人はいない。

晴れの日にピクニックに出かけると、スマホを触っている人は一切おらず、読書をしたり、日向ぼっこをしたり、その瞬間をその場で楽しんでいる人が多い。

わたしも通知がこなくなってからは、スマホの存在を気にする瞬間が減ったように思う。

スマホに指示され、管理されるのではなく、自分で自分の人生の時間を区切っていきたいと思う。


休みの日くらい、一日、スマホの通知を全てオフにして過ごしてみるのも新しい発見があるかもしれない:)




ありがとうございます! サポートをいただいた際には、新しい人生経験のために使わせていただきます♪ 経験は人生の糧!何事もポジティブに、前向きに・・・:)