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私は感動を知っている。

私は感動を知っている。

心が大きく揺れ動く。
心地いい鳥肌が全身を覆う。
口角が上がる。

涙がでる。

私は感動を知っている。

世界中の全てをとっぱらって、
私の全てがそれに引き込まれる瞬間を知っている。

私は感動を知っている。

心が動くその瞬間を知っている。
心が息をする瞬間を知っている。

その感動は朝日のように私の活力となり、
月のように優しく私を見守る。

私がその感動を忘れてもふとしたきっかけで蘇る感動の味は何度噛んでも味のする魔法のようなガムだ。

思い出は人を強くする。
私はそうだ。

感動の数は私の歩みを確かなものにしてくれる。

体から活力が溢れ出すあの感覚はきっと
私と言う人生を彩る、大切な一幕となる。

人それぞれ感動はある。

でも私は、

今私が見た

朝日に、朝日の隣の薄い三日月に、ピアノの音に、朝ごはんの香りに、白く昇る息に、わたしのあしおとに、

それからもっと沢山。

私の言葉で表すことが出来無いことが心の底から悔やまれる。

感動とは心が揺れきその人の過去をその人たらしめる要因の一つで、未来さえ変える可能性のある劇的なものである。

と定義したい。

もしあなたに感動が掴めなかったのなら、それを探す人生を送ればいい。

きっともっとこれから豊かで輝かしい未来が訪れるだろう。

もしあなた過去に縋るなら、過去の感動に浸って見ればいい。

あの時の感動と今感じる感動はきっと違うから。
あなたの背中を押す、優しく、強い感動となってくれるから。

私はそう思う。

あなたの心揺れ動く瞬間はいつでしたか。

まだ知らない感動の味を。

私はそれを知りたい。

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