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ASDの息子#06 ママの勘を大切に(生後15ヶ月の異変②)

前回の記事では、息子が生後15ヶ月の頃に見せた異変のお話をしました。今回は、その異変によって私がどう感じたか、そして、その後どのような行動をしたかのお話をしたいと思います。

ママの感情

私が一番最初に気付いた息子の異変は言葉の後退でした。その時は、「たまたま言えなかっただけだろう」「こういう子もいるのかな」と思い、さほど気にしていませんでした。

そして、読み聞かせに反応をしなくなったり、名前を呼んでも振り向かなかったりする事が増え始めると、長男の時の様子とは全く違うことに対しての懸念はありましたが、「周りに振り回されないマイペースな子」「子によって持って生まれた気質は違うのだからこんなものなんだろう」と感じていました。

ただ、この頃から次男は私たちとは別の世界にいるという感覚が増え、私は徐々に虚しさ感じるようになっていました。こちらが何度も語り掛けても無反応。それが続くと、やはり悲しいですし心だって折れます。

ちょうどその頃、次男の特定のものへの関心も目立つようになりました。お友達数名と子供向け施設で遊んでいても、次男だけがトイレのサインの周りを走り回ったり、トイレに出たり入ったりと、このようなことが多々ありました。私はと言うと、じっとしていられない次男を四六時中追いかけ回して、心身疲れていました。他の子と同じように遊べず、特定のものへ執着する様子に、次男には何か問題があるのではないかと感じ始めていました。

そして、決定打はつま先歩きでした。素足で歩く時に、つま先歩きが目立つようになったのです。「つま先歩きは良くない」と聞いたことがあったので「なぜつま先歩きが良くないのか?」と疑問を持ちました。私はこの疑問をきっかけに、自閉スペクトラム症と言う発達障害を深く知ることになりました。

ママの行動

まず、つま先歩きについてネット検索をしました。すると、自閉スペクトラム症のサインという言葉が出てきました。そして、子供の自閉スペクトラム症をセルフチェックできるサイトを見つけ、診断。すると、下記の結果が出てきました。

自閉症の中度の徴候
あなたの回答は、あなたのお子さんが自閉症の人に共通する症状を持っていることを示唆しています。 ただし、この診断は、医療専門家による適切な診断に代わるものではありません。医師またはその他のメンタルヘルス専門家に今すぐ相談することをお勧めします。

この結果を見た時、かなりショッキングで何とも言えない不安を感じました。というのも、心のどこかで「何も問題ありません」などの結果を期待していたからです。ネット上の診断で確定したわけではないのですが「まさかうちの子が!」と発達障害という真実味が増してきて、この時心が一気に曇ったのでした。

その後、ママ友の一人が自閉スペクトラム症の子のセラピストだった事から、相談をしました。すると、彼女も次男の行動は「自閉スペクトラム症の子の症状と被る部分があるから、医師に診てもらった方が良い」とアドバイスをくれました。

そして、医師に相談することに決めたのでした。

ママの勘を大切に

実は家族に次男の自閉スペクトラム症の疑いに関して相談した時、特に義母は「私は心配し過ぎている」「まだ小さいし大丈夫」「医師に相談する必要はない」などと私の懸念に否定的な反応をしていました。

しかし、私は周りの否定的な声は無視しました。
と言うのも、ママは私。私が誰よりも次男と一緒の時間を過ごし、誰よりも次男のことをよく分かっていて、情報収集したのも私だからです。

ママは自分の勘に基づいて行動すべきなのです。

先日、ネットでこのような投稿を見つけました⬇︎
https://note.com/miho_haha/n/n81d0e5728d21?magazine_key=mcdb2c146a3d8

育児漫画を描かれているmiho.hahaさんの作品で、まさに私が伝えたい事を描写してくれています。

周囲の人が何を言おうと、ママがおかしいと思ったら行動を起こす。
最終的にはママが判断するのです。
※ママが中心になって子供のお世話をしている場合のみですが

これからも私は「ママの勘を大切に」子供の発育をサポートし続けて行こうと思っています。


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