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【1】なぜうちの子が不登校に⁇ #007 ”氣”というものを知る①

私が『氣』を知ったのは、まだ、娘が小学生の頃だった。

薬局で調剤事務として働いている。"事務"と言ってもただ座っている事務ではなく、調剤補助、OTC(一般薬)の販売、接客もする。

その日も普通に仕事をしていた。が、様子がおかしい。肩凝り、頭痛、嘔気がする。血圧が下がる感じ、冷や汗‥これはまずいと思い、肩凝り頭痛に良いとする栄養ドリンクとサプリを購入した。

あまり改善されない

当時、お昼休憩なし14:30までの勤務だった私が帰ろうとした時、休憩中だった薬剤師のMさんに声を掛けられた。

小袋に入った漢方薬を私に見せ

「これをお店を出てから口に入れ、家に着くまでに食べ終わってください。」と‥

言われた通りにお店を出てから口にいれた。良薬口に苦し? 苦いまずい

でも、体調不良が改善されている(?_?)

翌日、Mさんに聞く「あなたは何者⁇」

Mさんは『○○さん(私)は"なんでも自分がしてあげなきゃ"って思うから縋られちゃうんです。』

見えないけれど『氣』と言うものがあり、どうやら私は"憑きやすい"と言うことを教えてくれた。

その日の夜、家族に一部始終を話した。主人はやっと、わかったかの反応。娘はなんとなくわかってはいたけど、そう言うものだったんだと納得した様子。

なるほど、世の中には目に見えない存在があるのだと理解した、と同時に主人と娘はその存在を知っていたのか、と驚いた。

彼女が辞めるまでの2年間で『氣』の事をいろいろと教えてもらった。

真正面で話をすると受けやすい、体を少し斜に構えて、顔だけ真っ直ぐにむける。太陽を浴びる。牛黄・麝香製剤が祓える。お香を焚くと良い。猫背は受けやすくなる。換気をしないと溜まりやすいし、部屋の隅にも溜まりやすい。などなど。

「ここ良くないよ」と溜まっている場所を教えてくれた。当時、私は相当、受け易かったのか、パソコン入力中にグラ~ンと頭部が回ってしまったのを支えくれたこともあった (・・;)

段々と『氣』というものを理解していった。

ある日、Mさん、私がパソコン入力中、両手の平で私の背中を摩っていた。「何してるの?」無言で摩る。「まぁ、あなたのことなら何かやってくれているんでしょうね。」と‥手の平の”労宮”というツボが『氣』の出入口になっているらしい。どうやら除ってくれていた。

それまでにも仕事中に何度か、体調不良になったことがあった。肩こり、頭痛、嘔気、めまいが多かった。。初めて『氣』を知ってから7年経つ。他にもいろんな対処法があることをだんだんと理解して行った。

数年たって「あの時、お母さんが『氣』の事をMさんから教えてもらっていなかったら、私はとっくに、引きこもりになっていた。」と娘が言った。

確かに彼女に、いろいろ教えて頂き、助けられた。相談を受ける仕事。相手に共感しやすく、すぐに一緒に涙していた私。もし、『氣』というものを知らずに、相談を受ける仕事をしていたら、慢性的に体調を崩していたでしょう。Mさんには感謝しきれない。ありがとう。

『氣』の理解が少しあったからこそ、娘の不思議ちゃん発言を受け入れることができたのかもしれない。

『氣』というものを知らずに、体調不良をかかえている人は多いと思う。『氣』は体調不良だけでなく、様々なことに影響を及ぼす。そんなことを少しずつ発信していきたい。



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