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【1】なぜうちの子が不登校に⁇#033 不思議な話を作文で発表する娘

高校1年秋、娘は行きしぶりながら、なんとか登校していた。校内弁論大会があった。弁論大会のクラス代表選出。まずは班員で読み合い代表を決める。その後、数名がクラスで発表し、代表1人を決める流れ。娘は班の代表になり、クラスメイトの前で作文を読むことになった。『今から私が話すことは信じなくてもいいです。』の書き出し‥斎藤一人さんみたい‥( ̄∇ ̄)

題名『なんで学校に行くだけで大変なんだろう』

 今から私が話すことは信じなくてもいいです。でも、何か一つでも覚えてほしいです。 中学1年の最初の頃、私は毎日普通に、部活も楽しく行ってました。でも、なぜか行くのが大変になってきて、2学期では仲の良い友達とも話さなくなりました。3学期に近づくと学校に行くのがやっとで、帰ってきたらすぐ寝てしまい、かばんも開けずに気付いたら朝、それが普通でした。3学期では毎日出す英語や漢字も出さなくなり、20ページ近くためた事もありました。そうして、何とか一日一日を過ごしていました。2年の時には、1年の時ほど大変ではなかったです。でも、冬休みに宿題をやってなく、自分のバカさに涙が出ました。親は発達障害も疑いました。でも、検査をしてもその傾向があるだけでした。3年生になってからは、今までできたこともできなくなっていきました。しばらくして、夏休み前に、仲が良い先生に「それは気のせいかもしれない。」と言われました。気というのは霊と同じようなものと思ってくれていいです。その先生は、私に物見の人を紹介してくれました。その物見の人の所へ行くと気が、つきやすい体質だと言われ、よくわからないままお祓いをしてくれました。すると、今までにないほど、体が軽くなり、日常化していた頭痛がなくなりました。‥‥(中略)‥‥これも全部、気のせいかどうかはわかりません。なのでよけいに自分が弱いだけだと思い、自分を責めていました。11月初め頃に休んだときもそうでした。嫌なことはないのに、教室に行くのが嫌でした。自分でもどうすればいいかわからなくて‥‥(中略)‥‥体質のせいなのか、ただ自分が弱いのか、わからないのが一番辛くて、でも自分が休んでも何も解決しないし、意味がないので11月より辛いけど、毎日来ています。全てを気のせいにするつもりはないし、理解してほしいとも思ってないです。理解できる人は少ないし、信じてくれる人も多くないからです。でも、少しでも多くの人にこういう人がいるということを知ってもらいたいし、上手く伝えられないけど、この話を少しでも頭の隅に入れておいてもらえたらと思います。

『少しでも多くの人に、こういう人がいるということを知ってもらいたい。』

とても、勇気のいる発表だったと思う。クラスメイトは「そうだったんだね。」「すごい。」と驚いていたけど、生きづらい娘のことを理解してくれたようだった。
正直、これを話すと聞いた時は、驚いた。

1人でも多くの人に知ってもらいたいね(*´∇`*)

伝えていくって、素晴らしい!

この作文はスクールカウンセラーや、後に受診する精神科の先生、吉濱ツトムさんにも読んで頂いた。どの方も『統合失調症』を疑う内容と仰った。

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