合宿帰りに出会った純喫茶
今年の夏、久しぶりに大学のサークル仲間と先輩で合宿に行きました。
合宿先は長野の乗鞍。夏でも涼しい、いい場所です。日光は強いんですけどね。
今回は、サークルと純喫茶のお話です。
サークルというのは、フォルクローレクラブに所属していました。
フォルクローレ?何だそれ?
そう思う方の方が多いでしょう。大体の方はこの単語をご存じないと思います。
フォルクローレとは
フォルクローレ、綴りはFolclore、英語ではFolklore(フォークロア)です。
日本では、ラテンアメリカなどの中南米の民族音楽の事を指し、場所でいうと、だいたいアンデス地方周辺で、ペルーやアルゼンチン、チリなどで演奏されています。アルパカやリャマなどが住む高山地帯ですね。日本でもそうですが、地方ごとに若干曲調が異なるのも面白い所です。
ニッチだが根強い人気の音楽
曲を聴いて認識できる人は、今現在では60代以上になってしまったと思いますが、代表的な曲は「コンドルは飛んでいく」です。日本でよく知られているものとしては、ザ・ピーナッツなどがカバーしている「コーヒールンバ」が有名でしょうか。
最近のJ-popでフォルクローレの楽器が使われているのは、ポルノグラフィティの「アゲハ蝶」が有名です。
また、バブルの時代にディスコなどで踊っていた世代は「ランバダ」と聞けばピンとくると思います。皆さんの周りの方に聞いてみると面白いかもしれませんね。
地球の反対側と繋がる感性
このフォルクローレの曲の多くは日本人と相性がいいらしいです。
なぜか。
地球の大陸が繋がっていた頃まで遡ると、今の中南米地方の祖先と日本の祖先は同じなので、感性も似ているのだそうです。ちょっとしんみりするような曲が多いのですが、それが日本人受けしています。
そう思うと、日本の演歌はアンデス受けするのだろうかと思ってみたり…
久々の合宿
私は4年ぶりくらい、皆は6~8年ぶりくらいの合宿です。現役の時とは違いOBだけなので、部屋が広く感じられました。
ちょっと寂しいからと、合宿先のおじさんとおばさんがカードゲームで一緒に遊んでくれました。優しい!
大貧民では何戦やってもおじさんの一人勝ちなので、大富豪の座から引きずり降ろそうとしていましたが(笑)
旅先で見つけた純喫茶
そんな面白おかしい合宿の帰りに、暑いからと喫茶店に寄りました。
行きに松本駅から少し歩いた所に何件か純喫茶があるのを見かけていたので、その内の一軒、駅から一番近いお店に入りました。
翁堂さんです。
お昼時ということもあってか、思ったよりお客さんが入っていました。この人数感は東京とは違いますね。純喫茶でほぼ満席のお店はそう多くないので、意外でした。松本だからでしょうか?
今回は、暑いのでモカアイスを注文しました。
すると、運ばれてきたアイスは想像以上にたくさん入っているではないですか!東京でアイスを注文したら1回掬って終わりだと思うのですが、この量でこの値段はすごいと思います。
味も申し分ないですし、とっても満足でした。
後から気づいたのですが、ここは純喫茶と言うべきかちょっと微妙な所なのかもしれません。昔懐かしい感じの喫茶店かな?
1階が和菓子店になっており、その2階が喫茶店になっていました。外観からは純喫茶感がしたので、和菓子店とは別のお店なのかと思っていました。
この日は帰りのあずさの時間があるので長居は出来ませんでしたが、十分いい雰囲気を味わえました。次に松本に行く機会があったら、またここも寄りたいですし、別の純喫茶にも行きたいと思います。
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