神保町 神田ぶらじる
御茶ノ水で待ち合わせる予定があった日、それまで純喫茶でお茶でもしようと神保町まで足を延ばしました。
しかし、その日行こうと思っていたお店は年末だったからか営業していませんでした。やっぱり個人経営じゃ年末はやってないよね…!
急いで近場の純喫茶を調べたところ、まだ元気に営業しているお店があったので入ることにしました。
神田 伯刺西爾(ぶらじる) さんです。
神保町の方が近いんだけどなぁ…
わくわくの地下へ
地下に降りると、入り口があります。
そこから左右に伸びた廊下の先にそれぞれ部屋があり、向かって右が禁煙、左が喫煙席です。
禁煙席の方が部屋の大きさは小さいと思われます。
年末でも結構人の入りが多く、若い人や外国人も多く見られました。驚きです。
今回は喫煙席しかなかったのでそちらに行くと、囲炉裏の席があったのでそこに座ってみました。喫茶店で囲炉裏席って珍しいですよね。
喫煙席なので当たり前なのですが、周りの人が全員喫煙しているんですよね。ものすごいタバコの煙と臭いで煙くて、結果的にはカウンターに座ればよかったなとちょっと後悔しました。
メニューは木の表紙が蝶番で繋がれているものでした。木でそこそこの重さがあり、レトロ可愛いです。
壁は土壁で、昔ながらの日本家屋を彷彿とさせます。
全体を見回すと、思った以上に日本らしい店内デザインです。
明かりも擦りガラスか和紙で柔らかなものになっており、行燈のような外観で、もしかすると昔蕎麦屋だったのではないかとさえ思える様相です。
珈琲とケーキ
今回は、コーヒーとコニャックショコラというケーキを注文しました。
コーヒーはコスタリカのコーラルマウンテンです。
苦味と酸味がいい感じにミックスされて香り、後味に心地いい香ばしさとコクが残りました。
説明には「カカオのような香りとコク」とありましたが、個人的にはミルクを少し入れた時の方がよりわかりやすいように感じました。
コニャックショコラ。
濃厚な生チョコが半分を占めるケーキです。
最高級チョコレートと、バニラを効かせた生クリームを使用しているそうです。味は、シュッとしたというか、キリっとした甘さというか…そこはきっと最高級チョコレートを使っているからでしょう。
ゆっくり食べるのが乙です。
気になる外観のお店
営業しておらずノックアウトされたお店の近くは、なかなかいい外観をした一角でした。
この裏路地感溢れる感じ。すごくいいですね!
全然ノーマークだったのですが、一度行ってみたいです。
食べログの内観を見たのですが、控えめに言って最高ですね。
木とレンガで統一された店内…
木の枠の棚に入った様々な洋酒と飾られたマッチ箱…
行くのが楽しみです!
どうやら、アルゼンチンタンゴの喫茶店だそうですよ。
初めに行こうと思っていたお店がこちらのラドリオさんでした。
まさかラドリオさんとミロンガさんが斜向かいにあるなんて!すごい路地です。
ここはシャンソンが聞ける喫茶店だそうです。
シャンソンというジャンルは未だによくわかっていないのですが、シャンソンという言葉はフランス語で「歌」を意味するそうで、大衆歌謡を指すようです。
語源はイタリア語の「カンツォーネ」と同じなんだとか。
「きらきら星」もシャンソンなんですって!
内観ですが、入った瞬間異国情緒溢れる雰囲気らしく、かなり好みだったので行きたいと思っていました。
日本にいることも、時間をも忘れてしまいそうです。
神保町は用事がなさ過ぎて行くことが少ないのですが、やはり喫茶店巡りにはもってこいですね!
早くまた行きたい!
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