×だらけの告白
「こんな私でいいの?私はあなたの思っているような人間じゃないのよ」
僕はコーヒーカップを持ち上げて少し飲んだ。そして彼女に言った。
「君がどんな人間であろうとかまわない。だって僕は君を愛しているのだから」
彼女は僕の言葉を聞いて安心のかさっきとはうってかわって優しい表情で僕を見た。
僕は言った。
「僕は君の全てが知りたいんだ。よかったら君の事を全部話してくれないか?」
「いいの?でも全部話したらあなたはきっと私から離れていくわ!」
「かまわない!そして何があろうと君から絶対に離れたりなんかしない!」
彼女は胸に手を当て深呼吸し始めた。そしてようやくその重い口を開いたのである。
「私は×××で×××××だったの。だから××××××であったから××××であって×××××××××て言われたから×××××したの。それから××××××××××××に言ったけど×××だったから×××××で×××××ばかりだし×××××じゃどうしようもないから×××××××××でやったの。それから十年は×××××××××にいたんだけど×××××だったから×××で×××××××大爆発××××××××すごかった。×××××××でしょ!だから×××××だったんだけど××××××は分からなかった。そしてとうとう××××××××××をやる事に決めたんだけど×××のやり方がわからなくて、そのうちに×××がしてしまって×××とうとう×××××が冷たくなってしまったの。慌てた私たちは×××××××。だけど×××××なんてイヤだ!ってあの人は×××××××××だから聞きはしなかった。だから××××××××したの。ワカメで××××を縛って×××××××。もう××××だった。×××××××をぐちゃぐちゃにして潰したけど××××××バーベル持って×××なんかすると健康になれるよって××××がいうから実践したんだけどそのうちに×××××××××がやってきてそれどころじゃなくなったの。だから××××××……etc」
長い話を終えた彼女は号泣していた。
僕は彼女の話を震えながら聞いていたが、話が終わった途端、急に強烈な吐き気を覚え口を手で抑えたのだった。彼女は僕を見つめて言った。
「こんな私でも愛してくれるの?」
僕は椅子を蹴って立ち上がると、口を手で押さえたまま「ごめんなさ〜い!」と彼女に謝り、そしてテーブルに一万円札を置いて全速力で彼女から逃げ出したのだった。
〈完〉
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