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音楽の聴き方についてぼんやり

すごくふわふわしたタイトルになってしまった。中身もぼんやりです。
さて、今日は音楽を聴いた時に何が思い浮かぶか、というテーマに焦点を当てて書き留めていこうかと思う。音楽に関する教養や楽器経験がほぼ皆無の人間なので、音楽性について問いかけるものでもなければ曲の考察という訳でもありません。感性だけで話す。


音楽が想起させる情景
美しい音楽を聴いた際、単純な感情だけでなく風景などの情景やストーリーが思い浮かぶ人は多いと思う。音楽をもとに絵や動画を作る仕事や趣味があるくらいだ。
私の場合は空間や景色、そしてその場所にいる自分の心情が思い浮かぶことが多い。ここでいう空間というのは場所の情報だけでなく、時間や温度など天候の情報を含むことがほとんどだ。自分の好きな曲でいくつか例を書き起こしてみる。


ヨルシカの曲は、青空なのに雨が注ぐひんやりとした澄んだ朝。
TOKOTOKO(西沢さんP)の曲は、好きな物で溢れた自分の小さな部屋をイメージするものが多い。曲によって部屋の照明や外の天気は違う感じ。昼か夜。
Kalafinaの曲は、夕焼け。遠くに山が見える平地だけど生き物の気配を感じない空気。時の流れが非常にゆっくりな世界だと思う。
パッヘルベルのカノンは、午前10時〜午後14時くらいの花が咲いている庭。雲が多めの青空で春らしい気候だと思う。やっぱり遠くには緑の山が見える。
あるいは、とても小さな博物館。外の光がよく入る設計なのでとても明るい屋内。メロディーのテンポが変わっていく分同じ場所でも目の前の情景は変わっていく気がする。


こうやってまとめてみてわかったけれど、音楽を聴いて風景が思い浮かぶ時は圧倒的に山と空が多いな(上記以外の曲も色々考えたけれど山ばかり思い浮かんだ)。自分が信州育ちで海を数える程しか見ていない事を実感した。
当然かもしれないが、自分の感性は今までの経験が形成している訳で、それなら様々な経験を通すことで音楽の感じ取り方は変わっていくと推測できる。
そういえば外に出なかった幼少期は音楽で思い浮かぶ光景というのが今と比較して乏しかった気がする。

つまり、行動範囲を少し伸ばして普段立ち入らない場所を覗いたり、地元を離れ県外・国外にの景色を見に行くとそれに応じて感性が広がっていくわけだ。


これ、素晴らしいことじゃないですか!!!
バイトを始めてから私は一人旅をするようになった。趣味の一つであるゲームやアニメのリアルイベントやライブが目的であちこち飛び回っていたのだが、旅の副産物として感性を育てることができるなんて。
一人旅で得られるものが自分の認識の範囲で増えている。そうすると感覚的にコスパが良くなるので一人旅に踏み切りやすくなる。やったね。やっぱりパスポート有効期限内のうちにさっさとイギリス行こう。イギリス以外もあちこち行って観光名所回ろう。


興奮したせいで澄み切った感性で書いた前半部分がびっくりしてる気がする。ぶち壊しという程ではない。
ただ、先程書き起こした4つを何となくでもご存知の方は最初からツッコミを入れていたと思う。「なんでこの流れでパッヘルベル?????」と。


自分でも好きな音楽のうちどれを入れるか本当に悩んだ。先3つはアルバムを聴いていてそのうちの色んな曲で共通する情景が思い浮かぶアーティスト、という観点で選んだ。パッヘルベルのカノンは一番心が落ち着くクラシック。そして思い入れのある出会い方をした音楽のひとつ。

それについて書こうとするととんでもなく長くなりそうなので、パッヘルベル及びカノンについてはまた別に記事を書こうと思う。

ちなみに、姉はクラシックを聴くと基本歯医者さんが思い浮かぶらしい。

良かったらコメントしていってね。皆さまの感性をちょっとだけ教えてください!

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