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とても素敵な六月でしたね


30日間あった今年の六月も去っていく。春でも夏でもない、優しい雨の季節。自分の誕生月でもあるこの季節がとても好きだ。
道を歩くとあちこちで紫陽花が咲いている。六月を象徴するかのようなこの青い花は本当にひと月で姿を変える。

これは6月3日に撮った紫陽花。まだ花弁の先の方しか色づいておらず開いてもいない若葉色した蕾。

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先の方から中心へと色づきながら開いていく様子がわかる。

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10日後にはほとんど花が咲いている。同じ植物を毎日のように観察していると彼らの著しい成長をよく感じる。

自分はこの六月でどれくらいの成長ができただろうか。
増えた知識は?理解のアップデートはどれくらい行った?いくつの「やってみたいこと」を「やってみたこと」に変えられた?

そんな自問自答を自然と行っている。不思議なことに劣等感は感じない。他人の成長と自分を比べる時は自分の効率が惨めになるものだが。自分と全く違う存在だからだろうか。ただ前向きに「この花達のように成長していきたい」と思える。

それとも自分自身の成長も見えるようになって来たから?それなら嬉しいな。

浅い理解で止まっていた数学で、公式の組み立てや問題の解答がスラスラできるようになった。
化学基礎を完成させながら色々な研究やその先にある仕事を探せた。
英文法を復習しながら確実に語彙も増やせたし勉強法自体のアップデートができた。
お気に入りのカフェが2つ増えた。
ステンドグラス制作を始めた。
ほんの少し気を使うようになっただけだが体型や肌にそれも現れてきた。


うん、やっぱりとても素敵な六月でした。






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これはガクアジサイ。小さな花の集まりを大きな花が額のように縁どってる紫陽花。
大きな花がなんだか葉先に膨らむ雨粒のように思える時もある。可愛い。



https://nico.ms/sm23770496?ref=share_others_spweb

そしてこれは今日のノートのテーマにさせていただいたタイトルの曲。Eightさんの『とても素敵な六月でした』です。不思議な感情を駆られる音楽です。「天国も地獄も無いのならこんな泥塗れの現実を誰が裁けるの」ってフレーズが好き。

https://youtu.be/RqdF_rogvSc
それからもう一つ雨の歌を。Guianoさんの『辿る深海、俄雨』IAの優しい声とどこまでも澄んだ雨空が思い浮かぶような音楽と動画が特徴です。このnote自体はこの曲の方がイメージ近いもしれない。


では名残惜しいけど大好きな六月はまた来年に。
七月を始めましょう。


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