ケンカをせずに穏やかに話し合う



人はちょっとした事ですぐ苛立ったり口論になったりしますね。
特に今の様に自粛が求められる時は自由に行動できないためイライラして人間関係にいざこざが起きやすいものです。

では、なぜ人はちょっとした事で争いになってしまうのでしょう?


【なぜ?】

•誤解があった。
何かの行き違い、思い違いがあったのかもしれません。必要または正確な情報が伝わってない為に思い違いが生じてるのかもしれません。ちゃんと確認してみましょう。


◦考え方や価値観が違う。

それぞれが自分は正しいと考えるので意見の対立が起きるのです。
しかしたとえ気の合う友達同士でもあらゆる点で同じ意見ということは無いので何かの事で言い争いになることはあるでしょう。

そして同じ出来事でも受け取り方は違います。

あなたはそれを大変な事だ!と思っても相手はそれ程でもない事だと思ってるのかもしれません。


◦育った家庭環境や受けた教育は違う。

親がいつも言い争うような家庭や学校の友人に暴言暴力が普通だという人がいるなど乱暴な環境で育った人は同じ様な話し方、反応の仕方を身につけてしまうようです。それは一種の癖と言ってもいいでしょう。ケンカ越しな態度の人っていますよね。

その様な会話や反応の仕方が習慣として身についてしまうとそれを変えるのはそう簡単なものではありません。


◦日常生活に不満がある。
あなたに何か不満を持ってるけどハッキリとは言えない場合、それが些細な出来事をきっかけに言い争いへと発展してしまうかもしれません。これは普段ものをハッキリ言わない人に多いです。日本人には多いです。


【どうすればいいか?】

◦冷静になる。クールダウンしましょう。
その場を一旦離れるのもいいでしょう。

◦少し間を置いてから自分を少し上のほうから見るように客観視してみます。

何をそんなに怒ってるのか?
それ程怒るような事なのか?

少し間を置いて考えてみるとそれ程でもない事だと気がつくものです。

◦第三者を入れて話し合う。
平静になった時に何が問題なのか?根底にある問題を見極める為に話し合います。

当事者同士が穏やかな性質の人であればそのまま二人で話し合うのもいいですがどちらかが気難しいまたは二人共気難しい性格だという場合は第三者を入れて話し合うといいでしょう。

◦紙とペンを用意する。
上手く伝えわらない事も紙に書き出したらより解りやすくなります。
 ◦出来事
 ◦その時自分はどう思ったか?
  こんな気持ちになった、
  こんなふうに考えていた、
  など自分の気持ちを書き出します。
 ◦合意できる所はどこか?譲り合いできる所は?など互いに歩み寄るような結論を出します。

つい自分の意見を言うあまり感情的になってしまうと相手も同じ様に感情的になってしまいます。あくまでも穏やかに話し合いましょう。

昔の人の言葉にこういうのがあります。
「愚かな人は感情をぶちまけ
  賢い人は穏やかさを保つ」

感情的にならず冷静に話し合いましょう。

そして誤解があった、気がつかなかったなど互いの考えが分かり合えたら最後は互いに謝って仲直りしましょう。

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