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8月15日

8月15日 終戦の日。

私は戦争映画や空襲映像などが苦手だ。

おそらく、人よりも共感力が強いから。

観ていると心がしんどくなる。

戦争映画の多くは、直接的な残酷描写が描かれる。

『この世界の片隅に』

この映画は他の戦争映画とは違い、直接的な表現がほとんどない。

戦争中の日常を丁寧に描いていく。

そして、気がついた時には、戦争がすぐそばに来ていた。

直接的な描写とは違う恐ろしさが、そこにはある。

戦争の足音は聞こえない。

人間は思ったより鈍感だ。

気づいた時には、もう手遅れ。

そんなことにならないように。

人間は鈍感だ。そして、忘れる生き物である。

せめて一年に一回。

今日くらいは戦争、そして平和のことを考えたい。

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