単語・文法を覚えたい人におすすめ！英語学習良書５＋１選
こんばんは。英語学習系Webライター・兼・英語学習研究者のなっつるんです。
更新が大幅に遅れてすみません。
以前、「英語の文法を覚えるには、ネイティブの視点からすっきりまとめた文法書がいいのか、学校英語を分かりやすく改定した本の方がいいのか」についてnoteを書きました。
個人的に、英語学習に携わる者がやってはいけないと思うのが、「自分がいいと思う方法論の押し付け」です。
英語学習サービスを提供する人が「〇〇（という学習法）最強だと思うんですよね！これやれば、誰でも英語覚えられると思うんです！」と力説するケースがあるんですが。
ちょっとモノの見方が狭いんじゃないかなぁ、と思います。
私も昔、著書で思いっきり自分の方法論をゴリ押しして、めちゃくちゃ恥ずかしい思いをしたもので。
ただ、「英語の単語や文法を覚えたいんだけど、どうすればいいですか」と聞かれて、「人それぞれの方法でいいんだよ」というのは、それはそれで答えになっていないとも思いました。
自分なりにおすすめしたいものはおすすめしたい。
そこで今回は、個人的にめっちゃおすすめな文法書・単語帳を５つ挙げていきます。
恥ずかしながら、書籍の形で手元になかったものもあったので、この機会に全部そろえて。
カラー改訂版 世界一わかりやすい中学英語の授業
「スタディサプリENGLISH」で有名な関正夫先生が、中学英文法を分かりやすく解説した本です。
世界一かどうか定かではありませんが、確かに分かりやすいです！カリスマ講師の呼び声は伊達じゃない。
関先生は、オンライン英会話「hanaso」の独自メソッドの監修もしてらっしゃるんですよね～
個人的にめっちゃ尊敬する方です。（まったくもって書評ではない）
なんとkindle unlimitedで読み放題なので、ぜひご一読を。
1回読んだら忘れない中学英語
1回読んだら忘れないかどうかはともかく。こちらもユニークな中学文法の解説書です。
「進行形は落ちかけの葉っぱ」とか、「前置詞は優秀なおまけ」など、その「イメージの膨らませ方」は独特。
「英語に苦手意識があるけど、英語と仲良くなりたい！」という人に、「小難しいこと」を言わずに語り掛けてくる名著です。
英語好きが読んでももちろん楽しい。
高校の英文法が1冊でしっかりわかる本
英語を習得する上で「文法なんて中学レベルでいい」という人も多いですが。
確かに、英語に苦手意識を持つ人が「とっかかり」として中学英語から始めるのはアリでしょう。
でも、大人としてしっかりした英語を身につけたいなら、高校英語も学ぶべきだと思います。
そこでおすすめしたいのが、肘井学先生の『高校の英文法が1冊でしっかりわかる本』です。
さすがに高校文法なので、少し「小難しさ」はあるかもしれませんが、看板に偽りなし、これ1冊で高校文法を分かりやすくカバーしています。
語源とマンガで英単語がおもしろいほど覚えられる本
英単語を覚えるために語源を学ぶって、普通に考えると遠回りにしか思えないかもしれませんが……
ダマされたと思って語源に注意を向けてみて！覚える量がむしろ劇的に減るから！
……というわけでおすすめしたいのが、高校文法の時に紹介した肘井学先生の「語源とマンガで英単語が面白いほど覚えられる本」です。
例えば、「spect-」というのは、「見る」という語源を持つ部品。
そのため、
「後ろを振り返ってみるほど尊敬する人：re-spect」
「窓の外を見るほど楽しみにすること：ex-pect」
「中を見て調査すること：in-spect」
「劇などを観る観衆：spect-ator」
と使いまわせるんですね。
「語源とマンガで英単語が面白いほど覚えられる本」では、四コマを使ってより分かりやすく説明しているので、興味を持った方はぜひ！
世界一わかりやすい英単語の授業
関先生の「世界一わかりやすい……」シリーズもおすすめ。
語源だけでなく、あの手この手で単語を覚えやすく効率化してくれます。
いやー、関先生といい、肘井先生といい、こういう「英語をシンまで分かってる」人の本ってほんとおすすめです。
正直、「ほんとに英語分かって書いてる？」と疑問に思う解説本も少なくないので（偉そう）。
番外編:英文法をこわす
最後に、かつて私が衝撃を受けた本を載せておきます。
初心者向けというより、玄人好みの本ですが。
ネイティブの視点から英文法を説明した「始まりの本」と読んでも過言ではないかと。
英語好きの人は大体読んでると思いますが、未読の方はぜひ。
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