【図書館活用2.0】使いたおして、コスパ良く知的生活をおくる
図書館活用2.0
わざわざ言うまでもありませんが、「図書館」って便利です。
タダで本借りて、読むことができるから。
生活費が高いコンクリートジャングル「東京」。
図書館を使い倒して、コスパ高く、知的生活をおくりたいもんです。
「読書量と年収は比例する」とも言われますし。
ってことで、【図書館活用2.0】と称して、私が実践している今風の図書館活用術を、書いてみようかと。
誰にとって役に立つ情報となるかはわかりませんが、うん、書いてみようかと。
「2.0」と大見得を切っておきながら、そんなにハードル上げず、お時間に余裕がある際に、読んで頂けると。
では、行きます、と。
※以下は、東京都文京区を前提にしてます。自治体によって異なる点があることご容赦。
レベル1:まず、ネットから予約しまくる
休日にふらっと図書館に立ち寄って、後ろ手に組んで「なんかいい本ないかな〜」とブラブラするのは、おじいちゃんのすることです。
それは将来にとっておいてください。
このユビキタス社会の昨今、バシバシとネットで予約です。
例えばこちらの文京区の図書館のウェブサイトで、検索して、見つかったらとりあえず予約します。
で、図書館側の準備が整うと、メールで通知いただけます。
文京区の場合、区内に複数の図書館があります。自宅近所の図書館を指定すればそこに届きます。
有難や、有難や。
通知がきたら、取りに行きましょう。
年間で100冊は借りて読んでると思います。一冊1,110円とすると、111,000円お得です。スペースも増えないですし。
※基本的に配送はしてくれませんが、一部、ハンディキャップのある利用者向けに、配送ボランティアをされている図書館もあるようです。
レベル2:所蔵に無い書籍は、申請する
一説では、日本には220万点の本があるようです。
探してる本が古かったり、少しマニアックだったりで、検索してもないことがあります。
ですが、まだ諦めなくて良いです。
我々の知る自由を、偉大なる図書館様は尊重してくれます。
図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、
資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。
~「図書館の自由に関する宣言」より~
なので、所蔵にない本はリクエストです。
で、用意が整ったら、メールで教えてくれます。
有難や、有難や。
適応外もありますが、リクエストしてみるのがおすすめです。
もうこれで、かれこれ20冊はお世話になってます。
ほんま、図書館様には、足向けて寝られません。
※とはいえ、乱用はあきまへんで。
※ちゃんと自分が読みたい本だけをリクエストするんやで。
レベル3:返却期限があるので、良いプレッシャーになる
はい、あなたの部屋の、本棚を見てください。
勢いに任せて買ったはいいものの「積読(つんどく)状態」になってる本はありませんか?
え、なってるって?? それもいっぱいある???
もったいな〜い。
本が泣いてます。本はあなたに積まれるために買われたのではありません。
「読んでよ・・」という声が私には聞こえます。
図書館で借りると、以下のような良いプレッシャーを感じられます。
・(当たり前だけど)返却期限がある
・次に待ってる人がいるので、自分で止める罪悪感がある
・あんなに優しくて丁寧な、図書館司書の方に申し訳ない
いわゆる「締め切り効果」ってやつです。
で、期限内に読みきれなければ、もう一度予約して借りればいいんです。
もしくは、そこまで読みたい本に出会えたなら、買えばいいんです。(買うんかい)
レベル4:Googleスライドにいいところをまとめる
本を読んでたら「おっ、なるほど」や「ふむふむ、これは覚えておきたい」と、膝を打つ内容に出くわします。
せっかく読んで学んだ内容を忘れたくないですよね。
ということで、読んだ本で「これは!」という内容があったら、ウェブアプリを使って自分用の「まとめ帳」を作ります。
これが、自分の血肉になります。
Evernoteとかwordとか、ツールは何でもいいですが、おすすめは「Googleスライド」です。
理由は、
・「1冊につき、1〜2スライドまで」
・「1スライド、1つの内容まで」、と決め切って「本当に自分にとって大事だと思った内容」だけメモって、あとは捨てる決心をつけやすいから。
こんな感じに。
そもそも、本の内容全部なんて覚えてられません。
一晩寝たら忘れます。
というか、覚えることが目的ではなく、自分の血肉にすることが目的です。
情報を選りすぐって、自分に定着させます。
※個人の好みですが、例えば「Evernote」は際限がほぼありません(Everなので)。
※なので、「情報を捨てる」ことが私はうまくできませんでした(メモることを目的化してしまう)。
レベル5:そして、noteとかに書く
レベル4でメモった内容を、noteなどの記事にすることで、より自分の血肉にできます。
例えば、↓は自分のGoogleスライドの「まとめ帳」の内容をもとに書きました。
レベル50:図書館の近くに引っ越す
いっそのこと、図書館の近くに引っ越すのが、いいです。
というのは言いすぎなものの、とはいえ、家の近くに図書館があるとQOLが上がることは確実です。
最寄駅と自宅の間にあるなど、生活ルートに入ってたら、もうコッチのもん。
私の場合は、徒歩5分圏内にあります。
キタコレ、もはや我が家のおっきな書棚ですわ。
東京23区では、文京区は千代田区についで、二番目に「千人当たり蔵書冊数」が多いようです。
※千代田区が群を抜いてるのは、人口が少ないからですね。
あとは、中央区、杉並区、目黒区も居住者にとっては、恵まれてますね。
限界
とまぁ、【図書館活用2.0】での知的生活ですが、限界はあります。
①人気の書籍は予約殺到。
やっぱり無料なので、人気書籍は予約殺到です。
例えば、今予約させてもらってる↓の本は、29人待ちです。
「東京大学のデータサイエンティスト育成講座 Pythonで手を動かして学ぶデータ分析」
3冊あるようなので一人当たり14日(二週間)借りる想定でだと140日、つまり約5ヶ月後にしか借りれなさそうです。
この目まぐるしいスピードの現代社会。
5ヶ月はちと長うございます(^_^;)
②学術書は向かない!?!
六法全書を借りて、読破仕切って、弁護士になった人はゼロに等しいでしょう。
分厚い学術書や、勉強のためにゴリゴリ書き込みたい書籍は向いてないです。
おすすめは「自己啓発系」「ビジネス系」「ライフハック系」などです。
200〜500ページぐらいが目安でしょうか。
シンプルに「二週間程度で読めるぞ」って思える本である必要があります。
以上の限界はありますが、やはり、図書館活用には、有り余るメリットがあるかと思います。
なんせ、タダなので。浴びるように読めます。
読み放題。ヨミホです。
以上、誰得な内容かわかりませんが、徒然と書いてみました。
楽しんでもらえたら幸いです。
貴重なお時間で読んでいただいてありがとうございます。 感謝の気持ちで、いっPython💕