【胃腸よわよわ星人のためのレシピ】アーティチョークのスープ
なんだか胃腸の調子が悪い日、消化機能が低下して浮腫みが気になる時に作って欲しいレシピです。作り方のほかにも、アーティチョークの紹介やレシピで使用した食材の効能も紹介しています。興味があれば是非最後までスクロールしてくださいな。
アーティチョークのスープ作り方
材料(2人分)
アーティチョークの芯 中サイズ 4個
エシャレット 2房
玉ねぎ 中サイズ1 個
長ネギ 1/2本
ジャガイモ 中サイズ 2個
バター 10g
オリーブオイル 大さじ1
チキンブイヨン 適量
作り方
野菜全て(ジャガイモ、エシャレット、玉ねぎ、長ネギ、アーティチョーク)を1cmくらいの大きさに切る。大きすぎると火を通すのに時間がかかるので、あまり大きく切りすぎないでくださいね。エシャロットは無ければ玉ねぎを多めに使ってOKです。
バターとオリーブオイルを深鍋に入れて弱火でバターが溶けるまで待つ。バターとオリーブオイルどちらかだけでも大丈夫ですが、バターを入れたほうが風味が増して同時にオリーブオイルを加えることでバターの焦げを防ぎます。
切った野菜全てを投入して、しんなりするまで炒める。
しんなりしたら、チキンブイヨンを加えて野菜に絡める。
水を250ミリほど入れて煮詰める。
野菜が十分に柔らかくなったら、ハンドミキサーで攪拌する。
サラサラのスープが好みの場合は追加で水を足す。
彩りとしてドライパセリを添えていますが、お好みでかけなくても大丈夫です。
さて、レシピは分かったけどそもそもアーティチョークって何のこと?と疑問に思った方もいるかと思います。簡単にアーティチョークについて説明します。
アーティチョークとは?
アーティチョークを初めて見たときはこの星の植物は思えないくらい奇妙な見た目をしています。2メートル近く伸びるので蕾は見上げて観察します。彫刻作品みたいに茎も蕾も太くしっかりしていて、嵐になぎ倒される心配もなさそうなくらい迫力があります。
食用に使われるのは蕾の段階で、花が咲くと食べることはしません。しかし花は青紫の綺麗な色をしていて、魅惑的な姿が美しいです。観賞用に使われたりもします。
アーティチョークがどういった野菜なのか分かったところで、次に紹介したスープについてです。胃腸が弱い人におススメと書きましたが、どういった所がおススメなのか説明していきます。
アーティチョークスープの効能
まず、各食材の効能をまとめておきます。
アーティチョーク:浮腫み改善
エシャレット:消化機能の働きを正常化、疲労回復
長ネギ:消化機能の働きを正常化
玉ねぎ:胃の働きを助ける
ジャガイモ:胃の働きを助ける、消化機能の促進
今回紹介しているスープで使用した食材は主に中医学の「脾」の働きを助けたり、正常にする効果のあるものばかりです。「脾」は脾臓の事ではなく、消化機能をもつ胃腸の事と考えてもらえれば分かりやすいです。
消化機能が弱くなれば、疲れやすくなったり浮腫みやすくなります。それは一体どういうことでしょうか。既に誰もが知っているように私たちの体は食べ物から成り立っています。食べ物がきちんと消化吸収されることによって栄養が体に行きわたり、エネルギーとなって日常生活を健やかに過ごすことが出来ます。
しかし、上手く吸収されないともちろん体に栄養が行きわたりません。そして日常生活を元気に過ごすためのエネルギーが十分に蓄えられなくて、すぐにバッテリー切れが起こり体が休息を求めてきます。これが疲れやすくなってしまうことに繋がります。
また、消化吸収がうまく行われないと体の水分処理能力も落ちてしまい余分な水分が体に溜まりやすくなります。これが浮腫みに繋がります。
このスープは胃腸の働きを助けて正常化させる効能を持つ食材がふんだんに入っているので、疲れやすさが改善して、胃腸の調子も良くなるでしょう。
まとめ
アーティチョークは日本ではまだ高価な食材ですが、欧州ではとてもポピュラーな食べ物です。春夏の今が旬でスーパーにはカゴいっぱいのアーティチョークが並んでいます。知っているけど食べたことないなぁという方もぜひ新しい味に出会って楽しい食卓を作りましょう!
レシピの分量は目安です。好みに合わせて調整しても全然OKです。
ひとつ気を付けることがあります。アーティチョークの食べすぎは胃腸よわよわ星人に危険です。作りすぎて3日連続食べる、なんてことは避けましょう。でも定期的に食べることで体を内から元気にして健やかな日々を送るためにはおススメのレシピです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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