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鏡の中で<双極性障害2型の創作性>

好きに生きている。
神仏の声が聞こえるからではない、
恐らく、神仏の声を真面目に聞いていたら人は好きに生きられない。
定住しているし、お金を稼ぐことも、新たなサービスを思いつくことも好きだけれど、
心はいつでも蜜を吸い終わった蝶のように、どこかに行こうかと願う。

最近は双極性障害という病名の中でも、特に「2型」に関して沢山の専門家による解説がYouTube他に上がっていて、頭が下がる思いである。
自分が抱えるものを他者に説明するのは難しく、自分は何処か、抑うつ感と躁状態をどちらも利用して生きているので、あまり悩んでいない。抑うつ感が強い時もあるが、セントジョーンズワートのサプリを飲んだり、意外と効いたピラクルを飲んだり、何か口に入れることでやり過ごす。

これは抑うつ感が強い人には難しいのだけど、あえて難しい本に酔って酔って、理解できてなくても酔って、そのまま仕事をしたり出かけたりすると良い。
思考が、言葉として具現化したまま脳内をぐるぐる回るが、それら<言葉>はさっき読んだ難しい本の内容にこだわる。
そこから突如、自己反省に行ったり、他者攻撃には私はならない。
回転する言葉の群れをそのままに、早すぎるイワシの群れのような動き方の言葉の群れをそのままに、出かけて何か新たな言葉を気に入っている帳面に記したり、鑑定したりする。

難しい本の断片は、そのまま私の中で肉となり、鏡の中の私がそれをいつの間にか自分のものにして、あちらの世界で創作している。
明らかに躁状態を自分で作っているようなものだが、それで良い。
どちらにしても、あの世のこの世の行き来が仕事なのだから、紫式部と小野篁としか、地獄旅行の感想は共有できなくて良いのである。

個人的には、ピラクルミラクルが不眠にも疲労にもおすすめなので、ぜひ買ってみてほしいと思っている。
あと、すきなノートと無くしても良いペンと。
自分が聡明であると思い込む頭脳と。

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