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「著者に本の入手方法を伝えるべきか問題」について思うこと

最近X(旧Twitter)である編集者の方のツイートが話題になりました。

いいねが3.5万もついているくらいなので、リアクションも様々で、同意する方もいれば、反論される方も多数いてという状況。私も本は読むほうなので、街の本屋さんが少なってきているという報道を聞いてなるべく書店を利用しますが、そこになかったらAmazonで買うし、たまにブックオフを覗いてそこで出会う本もあるし、図書館も使います。だからどの方法が良いとか悪いとかは思いません。

ただ、私が考えたのは「著者に直接」感想を伝えるほど、そのコンテンツに感動したり、何かを得たり、心を揺さぶられるなどの価値を得たのであれば、その対価(本を買う)を払った上でお礼を伝えればいいのでは?ということでした。

そもそもどんな方法かはわからないですが、著者に直接何かを伝えられる状況ということは、読み手もある程度労力を払ってコンタクトを取ったり会いに行っているわけですよね。その行動をさせるほど得られるものがあったコンテンツについては正当な対価を払うべきだと思うんです。つまりそれが定価で本を買うということなんじゃないでしょうか。本を買えばもちろん著者の方の直接収入になり、次の執筆のサポートにもなるはず。そうすれば自分がまた次の感動に出会う可能性を高められます。

価値(本で得た感動や知識)と対価(本の価格)の交換が発生していないのなら、わざわざそれを直に伝える必要はないんじゃないかなと思います。発生してないなら、胸に留めておいて、自分なりの方法でこれからもその本を楽しめばいいんです。ちなみにこれは本だけじゃなくて、VoicyやPodcastなどの音声配信やnoteなど、「コンテンツ」であれば同様に考えるべきでじゃないかなとも思います。

自分の人生に感動や有益な知識を与えてくれるコンテンツを、どうやって増やすことができるかを考えて、みんなが行動できれば、もっと世の中には素敵なコンテンツが増えるんじゃないかなと思いました。







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