立冬
冬の始まり。
冬は立春の前日、2月2日まで。
冬は、自然界では草木が成長をやめ、葉を落とし、枯れ、次の春にまた伸びるための貯蔵に入る。
動物も冬眠のために蓄えたり。
みんな冬を乗り越えるために貯蓄する。
人も同じ。
夏が終わり、秋になると食欲が出始め、冬になるとさらに貯蓄の力が強まるので、食欲旺盛になったり、さらにあくびや眠気が多くなったりする。
そして、外の世界は寒さと乾燥。
冷えで関節炎がでたり、冬にといえばインフルエンザのような、疾病もでやすい。
でも、身体の内部は外が寒い分、温かさを内部に溜めるので、身体に熱がこもりやすい。
その分、温めるものを多く摂りすぎると、内部の熱が多くなり、口内炎や咽頭炎、便秘などもおこしやすい。
冬は暖房などで外からたくさん温めるより、身体の熱を逃がさないように保温しなくてはいけない。
冬は次の春に向けて、先手必勝。人もたくさん貯蔵していかなくてはならない。
精神を穏やかに、防寒、防燥、早寝遅起き、食事は煮たり、蒸したり、水分の多い調理法、消化しやすい形で。
冬の養生の復習。。