釣り堀、歓喜の練り餌臭
【チャンさん年中の頃】
休日お昼過ぎ、スーちゃんと父さんがお昼寝してしまったので、チャンさんと二人で釣り堀へ行く。
『チャン、つれたこと、ないんだぁ…』と言いながら、竿をポチャンと池に垂れる。
二人して『つれないねぇ…』と、餌をとられてはつけ、とられてはつけ、を繰り返す。
だいぶ練り餌でいい感じに指が臭くなってきた頃、ついにチャンさんにあたりが!
『うぁぁぁぁあ!つれたぁー!!』
大興奮のチャンさんに、ヤバイ…意外とグロテスクでこの鮒触れないかも…と怖気づく私。
が、
次の瞬間、何の躊躇もなく、秒で鮒をガッツリとわしづかみにするチャンさん。
すごい!!
そしてここから、チャンさんの態度が急変。
あからさまな上から目線で、マウントをとってくる(笑)
『かあさんは、なんでつれないの?』
『こうやってさ、ひっぱったほうが、いいんじゃない?』
チャン先輩を見習いながら、何とか私も一匹釣れたものの、そのまま時間がきてしまい、二人でよくよーく石鹸で手を洗って帰る。
早速、父さんとスーちゃんに『つれたよー!』と喜びの報告をし、お腹いっぱい夕飯をたべてお風呂に。
そして、布団でゴロゴロしていると、突然チャンさんが私の鼻前に指を差し出してくる。
くっさ!!
『くさい?(笑)』
しつこい練り餌の臭いにも、今日は嬉しそうなチャンさんだった。
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