父さんのスーパーたこ
【チャンさん年中の頃】
日曜、チャンさんが『たこやき たべたい!』と言うので、お昼にたこ焼きパーティー!
最後、父さんが余ったたこに大量の塩コショウをふって焼き、「ほれ、これは父さんのスーパーたこだ!うまいぞ!チャンも食べるかっ?!」と、チャンさんのお皿にのせる。
ハフハフ言いながらペロリとスーパーたこを平らげるチャンさん。
…そして夕方
お昼寝から起きてきたチャンさんがトコトコ私のところへやってきて…
(チャ)『かあさん、スーパーたこ、たべた?』
(母) 「母さんは食べてないよ。」
(チャ)『あれさ、やめてほしいよね。かっらい。』
顔を歪めて毒づくチャンさん。毒蝮チャン太夫のお出まし。
しばらくすると父さんが2階から起きてきて、「チャン、父さんのスーパーたこ美味しかった?」と尋ねる。
チャンさんは迷わず、屈託のない笑顔で『うん!おいしかった!』
えっ?!
父さんは笑って「さっきやめて欲しいって言ってたよね。」と私にこっそりつぶやく。
どうやら聞こえていたらしい(笑)
素知らぬふりを決め込んだチャンさんは、再び夜になると布団でゴロゴロしながらヒソヒソと…
『あの、スーパーたこ、もうやめてほしいよね。でもさ、とうさんには、ナイショだよ!』
私が「わかった」と笑うと、チャンさんもつられてクスクスクス。
どうやら、気遣いというものを覚えたらしいけれど、翌日もスーパーたこについて毒づいていたから、スーパーたこの衝撃は相当なものだった様だ(笑)
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