連作短歌:夢を食べた(2023上半期の4首)
ピンボケの夢ばかり見て心ではいまだ涙が止まらぬらしい
終点の光もただの光だし光のなかをうちへ帰ろう
輪唱が追いかけてくる三十人三十一脚ダークダックス
満たされて眠る二匹の獏だろう互いに夢を食べた僕らは
うお!ことしも半年経ってしまった!
おどろくべき、ことに!、まじで!、おどろいているっ!
あぁ…
宇宙、年取るのはやすぎん?
はいそんなわけで。
定期的にnoteを書くようになってなおのこと、時の進みがはやい気がします。
なんだろう、なんかの呪いにかけられたんだろうか…、光より極端に遅い生活をしているせいだろうか…。
ともあれ、上半期の4首です。Twitterのハッシュタグに反応してピックアップした4首は、はからずとも「うたの日」に出詠したものばかりなのですが、そのときの評価やTwitterの♥️よりも改めて見るに、の自分的納得を優先して選びました。
まだまだです。本当にまだまだです。まだまだですが、夏野ネコという者のうたのありようを、その輪郭を、どうやら掴めつつある…かも…。そのような感触を得た半年だったかな、と、4首並べて思いました。
私を私として客観的にみることは難しい私なのだけど、でもネットでのいろんな方々との交流(特にいちごつみなど!)を通じ、ひとりの歌詠みとしての存在を一定、認められたのかなーと、などと、そんなふうに思える半年でもあった。って、あーめんどくさいな自分!
ハッキリ言えよ!
うおー、ナル全開ですがごめんなさいっ!はい、この4首、悪くない、って言うかいいですよねっ!好きなんですよわたしっ!
そんなわけで色々ありましたがほどよく充実の半年でした、って話でした。
後半もよろしくおねがいします。年末また「今年はやかったなー」ってやるのでっ!
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