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不安でどうしようもない夜に。

子どもの時も大人になってからも漠然とした不安が突然押し寄せて、世界で自分だけが歩みを止めている気がしてくる。そんなことがしばしばありますよね?
(ここで大人になるって?とは、立ち止まりません。)

この漠然とした不安ってビッグな人たちも襲われていることを知っていて、
(というかビッグな人ほどか…)
わたしは15年ほどのaikoファンですが、
こんな歌を歌っています。
(この歌には本当に多くの人が救われいて、とてもいい曲です。)

あなたが毎夜震えてしまうほど
夜はそんなに暗く悲しいの
飲み込まれて愛ある故に
二度と出てこれないような気になるの?

それじゃまるでついこないだまでのあたしみたい
だからついておいで 

静かに黙って息を止めて
こんなに素晴らしく夜は輝くのよ
あなたの両手で測る未来を

(aiko すべての夜)

また『羅生門』など文豪の芥川龍之介の自死の原因は

「唯ぼんやりとした不安」


というのは有名な話で、
今も昔も生きていれば誰しもぶち当たるものだと思っています。
と、不安について証明したがっているわたしですが、

今日友人にそんな話をしたら、

「翌日に重い仕事がある、とかならわかるけど、
正体のわからない不安はあんまりないかも」

と気を遣われながら否定されました。

そんな日々の不安と付き合いながら生きねばなりません。
世知辛い。 

今回は不安に共感してほしいのではなく、
不安な時こそこのクスリ!
的な存在について。

ちびまる子ちゃん!!
もそうですが、

さくらももこ!!

です。はわ〜。かわいい。
会社のパソコンにまる子のシール貼ろうかな。

さくらももこ氏のエッセイは読んだことありますか?
有名どころは何冊かあり…
ハートフル爆笑エッセイです。

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もものかんづめ


さるのこしかけ

「ちびまる子ちゃん」はかなり象徴的ですが、
本人にとって大事件だろうが悲しくてしょうがないことだろうが、とにかくコミカルにハートフル
に書かれています。
そこがさくらももこ氏の素晴らしいところでわたしが好きな理由です。

読んでいると自分がしょうもない自意識や不安に囚われているのに気がつくくらい、

なんの不安も、心配もいらないよ

と言ってもらえるような気がします。

わたしはエッセイといえば以前は林真理子氏など、
女性の生々しくもしたたかでちょっとズルいエッセイなんかが好きでというか、身の程も知らずあのバブリーな感じに憧れて読み漁っていましたが、
最近はもっぱらさくらももこ氏一択です。
(重ねて自己主張をすると、吉本ばななも好きです。)

多くの人が
具体的なことでもそうでなくても、
しんどい毎日と向き合わなくてはならないこの世の中にわざわざしんどいものを手に取らず、
少しでもそういうイヤなものが和らいだらいいですよね。

ちなみにこの思考は
昔印象派画家のルノワール氏がこんなことを言っていることから来ています。ルノワールの作品の美しさがこの時とても納得できた気持ちになりました。

絵は好ましく、楽しく、きれいなものでなければいけない。
人生には不愉快なことがたくさんある。これ以上、不愉快なものをつくる必要はない。

今日わたしはそんな気持ちの中雨宮まみ氏の本を読みましたが完全に誤りました。
不安はそのせいかもしれません…

偉い人とか守るべきものが多い人ってどうやって生きてるんですかね?
何かの本で社長に必要なのは
「2日間寝なくてもいい体力とそれ以上のメンタル」
とありましたが、無理ですね。
眠いし、辛いわ🥱

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