見出し画像

最高の集い方 3 〜積読部屋からの便り


大好きな友人が教えてくれて
勧めてくれた本。

読もうと思って買ったのに、
だいぶ埃をかぶっちゃったよ。

ちょっとずつでも、
進もうじゃないか。

その3回目。



引用1  誰を招かないか

ここではあえて、定説に反論したい。目的に合わせて特定の人に「門戸を閉ざす」ことができるようになった時、はじめて目的を持った集まりを開けるようになる。
第2章 あえて門戸を閉ざす


一章では「何かを切り捨てることは、誰かに疎外感を与えることではない。」を引用した。

あれは、目的を絞る話だったけれど、今度は文字通りに「人」を減らす話。

全員から好かれたいと、そんなことは無理だとわかっているのに思ってしまう。

でも、「目的が定まった集まりでは、適さない人が出るのが自然」という話を聞くと、そうなんだよ、たしかにそうなんだよなぁと思う。


引用2  「来るもの拒まず」とは…?

「来るもの拒まず」の方針で物事を進めてしまったせいで、誰をなぜ参加させるのかについて毅然とした決断ができなかった例を、私はこれまで数多く見てきた。
もちろん「来るもの拒まず」をその会の目的とするなら、誰を招くのかの基準もゆるくて構わないし、むしろより方が目的に合っている。しかし、そうでない場合には、門戸を開すぎると会の目的を傷つけてしまうかもしれない。
(略)
「誰でも招待されているってことは誰も招待されていないってこと」なのだ。
第2章 あえて門戸を閉ざす


「来るもの拒まず」

閉ざしてないとどんな時に困るか、
が、イメージできていないと、
とりあえずそう言っちゃうことが
多いだろうなと思う。


でも、

女性だけと決めている、コミュニティ。

表向き誰を拒むとは言っていないけど、
自然とそういうエネルギーに合う人しか
引き寄せられない場所。

入会の年齢制限がある団体。


おお。

意外と、みんな、何かしらの制限があって、

言葉になってるか、
伝わっているかはさておき、

そうしている目的は
はっきりとしたものが、ありそう。


あとはつまり、

「自分が渦を巻く」時に、
それができるかという問題。

1章でやってた、目的を深く考えることが
できれば、
自ずとできるのかなぁ。



引用3 揉める。それもいいけど。

揉め事によって集まりの目的が明らかになる事はよくある。
(略)
初めから明確な目的が掲げられていない集まりは、後になって誰を入れるか入れないかの問題で揉めることになると言うことだ。
第2章 あえて門戸を閉ざす


うん。
よくある 笑

実感を持って、そうだなって思う。

揉めごとって、確かに面倒だけど、
起きちゃうのは仕方ないし、

こういうふうに、
「あぁ、確かに、最初に目的を
 決めてなかったから、そりゃ、揉めるよね」
ってわかっていられたら、
すごくいいよねぇ。

「あぁ、決める時が来たんだな」
って思えるしね。



じゃあ、どうする?

ある会議に、
誰を呼ぶか、呼ばないか。

今、自分が呼ばれているこの場で、
自分は何を期待されているのか。
目的に適った行動?が取れるのか。

ちょっと気にしてみたいと思います。


自分が渦を巻く時、

目的を持てるか、伝えられるか、
気にします。

そして、
目的を、持ててない時や伝えられてない時には
そのあと、
起きるべくして起きる揉め事(笑)を、
楽しんで受け止められれば
それで良いかなーー。

うん、そうしよう!



この本、今後も何回もに分けてお届けします。


ではまたーーー!

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?