ビリーブ

★5 ビリーブ on the basis of sex

これに関しては珍しく続いているのだけど、大学生の頃からfilmarksで映画のレビューを書き溜めているので、自分なりの高レビュー作品はここに記録し直そうかな、と思って。

filmarksよりあらすじを引用↓

貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグは、「すべてに疑問を持て」という亡き母の言葉を胸に努力を重ね、名門ハーバード法科大学院に入学する。1956年当時、500人の生徒のうち女性は9人で、女子トイレすらなかった。家事も育児も分担する夫のマーティの協力のもと首席で卒業するが、女だからというだけで雇ってくれる法律事務所はなかった。やむなく大学教授になったルースは、70年代になってさらに男女平等の講義に力を入れる。それでも弁護士の夢を捨てられないルースに、マーティがある訴訟の記録を見せる。ルースはその訴訟が、歴史を変える裁判になることを信じ、自ら弁護を買って出るのだが──。

そして、私の感想。2019年3月23日に鑑賞しております。完全泣くとこじゃないとこでも号泣しっぱなしだった。↓

八丁座で例のごとく家のリビングばりにくつろぎの態勢で観たのだけど、自分とってものすごく意味のある映画だった。大学生の時は、フェミニズムをバカにしてたけど、会社に入って自分の問題になったから。以下、感想!備忘録!

・最も重要なものは「理解ある夫」。心が折れないために、どんなときも自分を尊重してくれ共に生きてくれる存在が必要。
・議論ばかりで行動しないとなにも変わらないが、冷静に真面目に緻密に真摯に努力することが大切。ぎゃーこら言ってるだけではダメ。まくし立てる女弁護士の話じゃなかったのが、ツボだった。
・やだな、とか、あれ?これって差別?とか思ったら、我慢しちゃダメ。最後の方、ルースの娘がにーちゃんに言い返してるとこ感動的だった。わたしも、上司をたまに睨むだけではダメ。
・法律(しくみ)の前に人々の心を変えなきゃ、というセリフがあったけど、日本では、人々のマインドをradicalに変える必要あり。
・映画の中で、人種差別との対比が出てきたけど、そこがアメリカだなって改めておもった。日本にはそんな歴史ないもんね。まあいろんな差別とかあるんだろうけど、マイノリティが権利を主張するのが当たり前の社会なのだろうな。

とか書いてみたけど全然かききれん。でもやっぱり日本は遅れてると思うんだよね。かなしい。男性はまだまだあぐらかいてるし、女性が保護されるとずるいとか言って。よくそんなこと平気で言えるなぁと思う。時代が早送りで進めばいいのに。


(2020年2月25日追記)

現在はAmazonプライムなどでレンタルできるみたいなので、ぜひ!

当時に比べ何十倍と生きやすい時代に生まれたことに感謝し、自分のできることを頑張っていかなければですね。そして、私自身も未来に向けて何かしなければ。





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