エンカレッジの活動を終えて
♢ ちょっとふりかえり ♢
大学4年の4月からジョインした、エンカレッジでの活動を終えました。
約1年間を通してやってきた、のべ40人もの20卒学生との面談や支部内での活動を改めて振り返ってみようと思います。
その前に、エンカレッジのことを知らない人もいるかと思うので、ちょっとした説明を。
エンカレッジ(通称:エンカレ)とは、
「本質的な就活を通じて、キャリアを作る人」を応援する
キャリア支援団体です。
現在は、70もの大学の支部を拠点とし、活動しています。
(参考:早稲田大学19卒メンター数 40名)
メンターとして活動する学生は、しっかりと自分の頭で考え抜きながら
納得感のある就活をした人たち。
エンカレのメンターは、コミュニケーションの快活さは、さることながら、
思考力や行動力の高さを兼ね備えた人たちが、非常に多いという印象です。
世の中にはエンカレッジ以外にも、大学生のキャリアを支援する団体の支援、就活エージェント、OB訪問アプリなど就活に関連したサービスが多くありますよね。
その中でも、就活生から見たエンカレの良さは、次の2つがあるのではないかなあと。
● メンターは同大学の先輩
同じ環境で、学生生活を送ってきた先輩が相談にのってくれるのは就活生にとって心強い。サークルの先輩ではなく、自分のことをよく知らない1個上の先輩だから、フラットに自己分析などしてもらえる。
● 冷静に自分自身について考えることができる
いわゆる就活テクニックの伝授に撤するのではない。
しっかり自己分析した上で、「本当の自分」を知り、キャリアを見つめ直すことができる。
よくありがちな、一方的に先輩の就活事情などマウンティングされることもない。
あくまでもフラットな対話のなかで自分のことを考えられるのが良いところです。
Webサイトもよかったらのぞいてみてください(^ ^)
▶︎エンカレッジって?
https://en-courage.net
♢ メンターをやりたいと思った理由 ♢
「先輩に就活でお世話になった分、後輩へ還元したい」
「金銭的見返りを求めることなく、社会貢献という枠で思う存分に人のサポートをしたい」
「学生団体という場で、実践的に組織作りについて学びたい」
「数値を追う力を身に付けたい」
など、メンターの活動に対する想いは様々。
「人に何か変化を与えられる人として生きたい」をモットーにしている私にとっても、エンカレは、自分の成長を得られる絶好の機会であると思いました。そんな私が、エンカレにジョインした理由は大きく分けて3つ。
⒈ エンカレッジの理念への共感
キャリアについてじっくり時間をとって考えることは大切なこと。
ただ、就活を心地良く終えたい、みたいな考えを持っている人にとっては、
選考を突破するための、小手先のテクニックを、効率よく教えてくれるエージェント?塾?のようなものを利用すれば事足りるかと思います。
エンカレッジは、そのようなことは目指しておらず、あくまでも本質的なことを追求することから、自分の想いと合致しました。
2. 対面で、意思決定する/させる力の向上
次のステップとして何をやるべきか、TODOが混在した時にどう優先順位をつけるのか、人との対話のなかでこうした判断を瞬時にしていけるよう、経験を積みたいという思いがありました。
3. 抽象度の高い物事について考え、最適解を見つけることを楽しみたい!
「キャリア」という正解があらかじめ1つに決まっているわけではない、漠然としたものに対してとことん向き合い考え抜きたい。
時に、その抽象度を上げ下げしながら、最適解まで導く手助けができたら、という思いがありました。
♢ エンカレで学んだこと ♢
先ほど話した、
「対面で、意思決定する/させる力」
「抽象度の高い物事について考え、最適解を見つける力」
は、実際にエンカレをやったからこそ学べたことかなと思います。
正直、まだまだ自分の中でも課題が残り、社会人となっても
伸ばし続けていきたいスキルだなと思っています。
それに加えて、他に学んだこともあります。
1つ目は、『コーチングの奥深さ。』
日々の面談や、コーチングのプロ講師の方の研修を受けたりしながら感じることでした。
質問の投げかけ方、相手に発する言葉一つをとっても、常に想像力を働かせ、思考しながら面談をやりました。
時には頭の使いすぎで、面談途中に背中が汗でびっしょりになることも(笑) それくらい面談の時はエネルギーを使っていましたね。
あとは、オンラインで一つのメッセージを送るにしてもよくよく熟考する必要があるなと。
顔の見えない相手に対して、自分のメッセージを読んで、どうしたら本気で行動に移してもらえるだろう。。。とか、色々考えて文面を工夫してみたりとか。
そんなこんなで、
「コーチング」
に関しては私がこれからも考えを深めていきたいテーマです。
そして、もう一つ。とっても学びが大きかったこと。
『個の集約』としての『組織力の最大化』について。
これは後半から早稲田支部で導入した、 Unit 制の活動のなかで気づいたことです。
様々なバックグラウンドを持った人たちが集まった時に、
チーム全体としての力を高めるにはどうすればいいか。
リーダーただ一人だけが頑張ってもダメで、メンバー 間で、
ゴール達成のために、目的意識の共有をしたり、
モチベーションを強固にしておく必要があります。
その方法の1つとして、いいなと思ったのが、フィードバック。
相手のしてくれた、ほんの些細なことでも褒めること。感謝すること。
言葉にすること。
人は何らかのフィードバックを得ることで、モチベーションがわき、
もっとより良いものを目指そうと思えるから。
エンカレを通して気づいた、組織に関すること。
いい組織をつくっていくということは、
資格の勉強をして合格するとか、ひたすら一人で黙々と頑張って何かを達成するとか、個の力を高めることよりも、
もっとずっと難しいことだと思います。
想像以上の学びがありました。
♢ これからメンターになろうと考えている皆さんへ ♢
エンカレは、伴奏者として就活生の力になって活動することもそうですが、
それと同時に
メンター自身が、全人格的に成長をする場でもあります。
エンカレでは他大学の学生との交流もあり、たくさんの刺激をもらえます。
頭使って考えることが好き!
人とコミュニケーションとることが好き!
何かやりきる経験をしたい
常に何か刺激を求めている....
みたいな人にとっては絶好の機会です!
現在、早稲田支部では、新20卒メンターも続々とジョインしています。
新メンター募集中なので、気になった方は教えてくださいね^^
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