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集落営農の良さ~新規就農者向け~

こんにちは。長野のねずみです。

今日は集落営農の良さついて記していきます。

集落営農の良さ

・大型機械作業(トラクター作業等)は法人が実施する

・作業に必要な農薬等は法人が用意してくれる

・地域の人達との交流ができる

・農業法人の指導を受けながら栽培を勉強できる

集落営農とは何でしょうか?

集落営農とは何でしょうか?

農林水産省によると下記になります。

集落営農とは、集落を単位として、農業生産過程の全部又は一部について共同で取り組む組織をいいます。
集落営農について:農林水産省https://www.maff.go.jp/j/kobetu_ninaite/n_seido/seido_syuuraku.html

私の住んでいる地域では、農業法人が担い手のいない田や畑を借り上げて、農作業を行い、米、大豆、蕎麦、野菜などを生産しています。

農作業は、法人の社員、地域の住民が共同で実施することが多いです。

私は今回で、ネギの定植作業(苗を植えること)に参加させていただきました。

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あまりいい写真がないのですが、この日は、3反部(30a)近い畑に、1日かけてネギを定植しました。

大型機械作業(トラクター作業等)は法人が実施する

定植の前に、トラクターによる耕起や畝立て、肥料散布が必要ですが、すべて法人が実施してくれます。

トラクターなど大型機械は高額なため、簡単に買うことはできませ。レンタルしたとしても新規就農者が自ら機械作業を行うことも容易ではありません。

必要な機械は法人が用意してくれる

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これは「ひっぱりくん」と呼ばれるネギの定植用の小型機械です。人力の機械なので初心者でも安全に使用することができます。

こちらの機械は価格10万円前後ですが、法人が貸してくれます。

地域の人達との交流ができる

農作業は法人の社員、地域の方と一緒に行います。地域の方は、様々な方が参加されます。

私の地域の場合は、元農家で83歳の元気なおじいさん、道の駅のお偉いさんなで、様々な人が参加されていました。

作業中のご指導や休憩時の雑談で勉強になります。また、地域の話なども聞くことができて、地域に溶けこむ絶好のチャンスになります。

農業法人の指導を受けながら栽培を勉強できる

栽培された野菜は、農業法人が販売をします。そのため、法人が責任をもって、栽培の指導、農薬の準備等をしてくれます。

農薬の散布、土寄せ、除草のタイミングなどを指導してくれる予定です。

まとめ

新規就農者が農業を始めるにはハード面(機械、土地)とソフト面(栽培技術、管理)の大きい壁があると思います。

集落営農によって、それらの壁を多少なりとも低くなるように感じました。

また、交流もでき、地域定着が円滑になることも予想されます。

そのため、新規就農者には、良いシステムだと思いました。

今年1年ネギの管理をやらせてもらって、来年は自力で栽培できるようになりたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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