未病を防ぐのは自分次第
皆さま、こんにちは♪
春分を過ぎ、三寒四温の日々。
季節の変わり目は体調が不安定になりやすいですが
お変わりなくお過ごしでしょうか?
皆さまは、「未病」という言葉をご存知でしょうか?
未病とは
未病とは東洋医学の観点から
・発病はしていないが、健康な状態から離れつつある
・病気に向かっている状態
とされています
皆さまは、健康のために意識して取り入れている
習慣などはありますか?
あるいは、現在体調が優れず
症状を緩和するためにお薬やサプリメントなどを
常に飲んでおられますか?
未病は「大きな病気になる前の一歩手前」
赤信号なのです。
その状態は人によっては様々ですが、
疲れやすさ、睡眠の質が下がる、と言った
「自覚症状はあるが検査値に異常が見られない」ものと
肥満、脂質異常症、軽度糖尿病と言った
「自覚症状はないが検査値に異常が見られる」ものに
分類されると言われています。
自覚症状はあるが「異常はない」
わたしは10歳から自律神経失調症が始まり、
20年以上やっかいな体質と付き合っています。
周りの人と比べて健康状態は良いとは言えず、
絶対どこかがおかしい、何か原因があるはずだと
何件もの内科を回りました。
しかし、どこへ行って色んな検査をしても
原因がわかりませんでした。
主な症状は
・疲れやすさ
・肩こり
・めまい
・頭痛
・じんましん (疲労がMAXの時にのみ起こる)
・いつも体が重だるい
その当時は「予防」という発想が全くなく、
発症してから毎日何かしらの症状がある自分にとっては
「症状を治す」、「症状を抑える」という
対症療法の考え方しかありませんでした。
こんなやっかいな体質と付き合いながらも
実は看護師を目指していた時期もありました。
今から6年ぐらい前のことです。
看護師は知ってのとおり病気や怪我など
体にダメージを負った人の治療サポートに当たる人です。
病気の人を笑顔にする仕事でもある反面、
強靭な精神力と体力、チームワークが必要不可欠です。
それなのに、自分の体は心と裏腹に踏ん張りがきかない、常に疲労感とめまいに付き纏われていました。
自律神経失調症を患っている身で
ずいぶんと無謀なチャレンジをしていたものだと
今更ながら自嘲しておりますが、
看護師になるのを、ある時を境にふとやめようと
完全に吹っ切れた出来事(出会い)がありました。
それが
未病を防ぐ(予防医学=根幹療法)
という考え方でした。
体質を変えたければ習慣を変えるべし
体質改善のポイントとして食養生の考え方があります。
インナービューティーの理念もそのひとつです。
薬膳や漢方、アーユルヴェーダとは少し違い、
インナービューティーはもう少しライトで、
心の安定と「幸福感に満ちた美しい自分になる」
というコンセプトです。
「今日食べるものが未来の体を作る」という考え方。
逆の見方をするなら、
「過去に食べたものが今の自分の体になっている」
ということです。
まさか食べていたものが自分の体質や症状の
原因を作っていたかもしれないなんて、
思いもしなかったので衝撃でした。
とは言え、ストレス社会な上に電磁波や環境汚染もあり、
食事を変えれば万事解決!になるわけではありません。
しかし食事は毎日の生命維持の営みでもあります。
食事を変える習慣を身につけていけば、おのずと
自分の体の声が分かるようになります。
運動もせず、ひたすら食べ続け、
目の前にあるものを何も考えずに口にしていた時は
「このひと口のクッキーに何が含まれているか」なんて
考えたこともありませんでした。
食べたもので人生も最期も決まる
食べたものは良くも悪くも必ず自分に返ってきます。
もし返ってくるなら、
どちらを選びたいでしょうか?
体や健康のことを先まで考えて食べる習慣、
何も考えず欲求のままに食べたいだけ食べる習慣、
どちらを選んでも結果を受け入れるのは自分です。
食習慣が原因で脳梗塞になったとします。
何年間も寝たきりになったとして
家族に介護の負担をかけるかもしれません。
糖尿病になったら、
今まで当たり前に食べられていたものが制限されて
食事が楽しくなくなるかもしれず、
進行したら、人口透析のために半日かけて病院に
定期的に通わなければいけなくなることもあります。
もし、今、アトピー性皮膚炎や倦怠感、便秘といった
小さな症状がすでに出ていたら、大きな病気になって
後悔する一歩手前のチャンスと前向きに捉えましょう!
その小さな症状は、まだ根が浅いので、
大きくて深刻な病気になる前に自力で治すことも
可能なのです。
ささいな小さな自覚症状であっても、
そのおかげで大きく健康を損なわずにすむのであれば、
むしろその症状はありがたいとも言えるでしょう。
超高齢社会+コロナ禍で逼迫した医療のお世話には
極力なりたくないものです。
未病を治す、未病を防ぐ、
予防医学を今日の小さな一歩から始めてみるのは
いかがでしょうか?
今日も良い一日を!
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