見出し画像

辛い覚悟なんかじゃないよ

もしかしたら、今まで適当に生きてきたツケが回ってきているのかもしれない。

ああ、でもツケという言葉は適切じゃないかな。なんだろう、うーん、リバウンド?とか?まあ、そんな感じだ。


大学に行くのが夢だったわたしは、福島の田舎から迷うことなく上京した。東京は、楽しかった。だから大学時代も、好きなことはとことん打ち込んだけど、それ以外は適当にくぐり抜けてきた。

就活は、第一希望の業界を挑戦もせずに諦めた。だって、調べれば調べるほど、本当に狭き門で、わたしなんかが採用されるとは思えなかったから。負け試合なんて無駄だと思った。


今わたしは、大学時代になんでもっと勉強しなかったんだろう、と後悔している。好きなことをしたのは良かったけれど、やったほうがいいと、やるべきだとわかっていて手を伸ばさなかったことが山ほどあって、後悔している。

当分結婚はしないから、転職とキャリアアップを本気で考えはじめた今になってまた、第一希望の業界に強い憧れを抱いている事実。
どうしてボロボロになっても挑戦しなかったのって、あのときの自分を叱りたい。


だからきっと今こそ、頑張らなければならない時で。

自分の力で生きていくと決めたのだから、周りと同じではいられない。

でもね、これは辛い覚悟とか、苦しい決意では、全然ないんだよ。


本当は会社員になってから、ずっとずっとつまらなかった。恋しか、することがなかった。仕事が好きではなかったから。友達もいなかったから。

でも思い出したの。わたしは、どんどん新しいことに飛び出したくて、人と違うことは悪いことでは全然なくて。

周りが家庭を築きはじめるころ、わたしは新たな夢を築いていく。いいじゃない、それも、わたしらしいよ。

今日とは違う靴を履いて、わたしだけの靴を履いて、歩いていきましょう。



世界はそれを愛と呼ぶんだぜ