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働く誇り

建設業界で働いている。わたしは、自分の仕事が好きではない。というか、業界が自体が、好きではない。

働き方改革もなんのそのなブラック企業がうようよ、反社会的勢力の方・・・?みたいな人もいるし、男性だから、女性だからという理由の差別は耐えない。



それ以外にもモヤモヤすることはたくさんあって、でもそんな中、自分の業界を、仕事を誇りに思えることがある。

人を助けることができるところだ。


千葉県を中心に甚大な被害を巻き起こした台風15号。正直まだ復旧を考えられるような自体ではない。ライフラインが一刻も早く元に戻るよう、各所が尽力を注いでいるところだ。

わたしが直接できることなんてない。あるとすれば、必要な物資や技術を現場へ手配する、という間接的なサポートをすることぐらい。

でも、わたしが手配した物資や技術は、たしかに人を、町を救うことができるんだ。


壊れた家を直すことができる。
電気設備を復旧させ、空調の効いた過ごしやすい環境を作ることができる。
道路を整備し、遠くのスーパーまで買い物に行けるようにすることができる。

人が生きていく環境を整え、暮らしを守ることができる。


わたしは技術者ではないけれど、そのサポートなら任せてほしい。困っているなら声をかけてほしい。わたしなら、そのお手伝いができるから。


世界はそれを愛と呼ぶんだぜ