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自分に自信がない人ほど旅に出よ。〜孤独や不便の先にある豊かさ〜

「何をやっても自分に自信が持てない」
「なんだかいつも満たされない」

そんな思いを抱えている人はいませんか。

じつは5年前の私がそうでした。

しかし、そんな現状を変えたくてリュックひとつで旅に出たことがきっかけで、自分の中の何かが大きく変わりました。

「もっと自信を持って、毎日満たされた気分で生きていきたい」
そんな人にこそ、私はバックパッカーの旅をおすすめします。

なぜバックパッカー?と思われるかもしれませんが、このnoteを読み終わる頃にはきっとその理由が理解できているはずです。

そもそもバックパッカーとは?

ミャンマー シュエダゴン・パゴダ

バックパッカーとは、背中に背負っているリュック1つであまりお金をかけずに海外を移動する旅行者のこと。

旅費を抑えるために、

・ホテルではなくホステルに泊まる
・食事は自炊もしくは安い屋台で食べる
・タクシーは使わずにバスや電車、歩きで移動

といった旅のスタイルが多いです。日本人バックパッカーだと、日本より物価が安い東南アジアやインド、中東や南米がメジャーな旅先になっています。

私は日本から比較的近いこと、物価が安いこと、そして食事が口に合いやすいことの3つから東南アジアを選びました。

理由1:私はできる、という自信になる

スリランカ バスターミナル

旅に出るぞ!と思ってから決めることがたくさんあります。

どの日程で行くか、どの国を選ぶか、持ち物はどれを持っていくか、たくさん頭を悩ませて準備が終わり「いざ出発!」と思いきや、旅先でもたくさんのトラブルが待っていて、その度にどういう選択・行動を取るのかが試されます。

特にひとり旅の場合は、相談する人もおらず、決めるのは全部自分次第。

正直、最初は選択の連続にしんどさを感じますが、不思議なことに、トライ&エラーを繰り返すうちに、「何が起きても大丈夫。色々あったけど、ここまでやってこれたから、私なら乗り越えられる」という自信につながるのです。

この自信は旅に限らず、勉強や仕事、日々の生活においても、「私ならできる」とそっと背中を押してくれます。

理由2:温かいつながりが生まれる

ラオスのゲストハウスで仲良くなった旅人たち

正直、ひとり旅には孤独がつきもの。ごはんやキレイな景色をシェアできる友達もいなければ、道に迷ったときに助けてくれる仲間もいません。

しかし一人だからこそ、地元の人や旅人と仲良くなれるチャンスです。

地元で人気の屋台で地元の人に混じり同じものを注文してみたり、ホステルで同じ旅人同士、節約術や出身地の話で盛り上がったり、節約旅ならではの楽しみ方があります。

私も旅の道中、飛行機で仲良くなったインドネシア人の女の子と日本で一緒にご飯を食べたり、マレーシアのモスクで案内してくれたおじさんと今でもInstagramのDMでやり取りしたりしています。

旅先で得た多様なつながりは、日常に戻った後でもいろんな気づきや、新しい環境でも自分はやっていける、という自信を与えてくれます。

理由3:幸せの感度が上がる


ラオス最後の桃源郷といわれる町 ムアンゴイ

旅行と違って、バックパッカーならではの節約旅(時に貧乏旅?)では不便なことも多いです。

水シャワーだったり、突然停電したり、公共交通機関が止まっていたり、料金をぼったくられたり……、1日が終わってヘトヘトになってしまうこともしばしば。

それに加えて、持ち物は背中にあるリュックひとつ、旅費も抑えているので、荷物もお金も制限されます。

しかしそんな状況だからこそ、人に助けられたときの優しさが沁みたり、旅先の景色に感動したり、普段「あたりまえ」だと思っていたことがどれだけ恵まれているのかに気づくことができます。


普段、何でも揃っている便利な日本で生活していると、つい「足りないもの」に目が行きがちで、物足りなさや息苦しさを感じることがあるのではないでしょうか。

そんなとき、多くを持たないバックパッカーの旅をしてみると、豊かになるためのヒントは物質的なところではなく、自分の内側にあることに気づくかもしれませんよ。


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