日本酒を"Sake"と紹介した人はえらい
※オーストラリアでのワーホリ中、2017年3月6日に書いたブログを転載
世界的に日本食が人気と聞くけれど、わたしが住んでいるシドニーでも、日本食は人気がある。人気があるというか、もはや定番と言っていい。そのくらい、生活に浸透している。
特にお寿司は、スーパーに売っていたり、駅のスタンドに寿司ロールの持ち帰り専門店があったりするくらい、あちこちで買うことができる。回転寿司屋もたくさんある。
そして、同じく"Sake"、つまりは日本酒も認知度が高い。オーストラリア人に限らず、どの国の人にもだいたい通じる。体感で、たぶん7〜8割くらい。
今日取材に行った日本食セミナーによると、近年オーストラリアではビールの消費量がピーク時の半分くらいまで減少し、反対にワインの消費量が増えてきているらしい。そして日本酒は、ワインの代替となるお酒として親しまれつつあるそうだ。そういえば"Rice wine"とも言われている。
初めて日本酒を"Sake"と呼ぶことを知ったとき、へぇ〜と思った。"Nihonsyu "じゃなくて、"Sake"なんだ、と。
そして今シドニーで日本酒が外国人の間に馴染みつつあるのを見ていて、"Sake"の妙を感じている。もしも日本酒を、"Nihonsyu"という名前でPRしていたら、ここまで認知されることはなかったんじゃないか。
シンプルで、覚えやすくて、簡単。ネーミングの大事さを実感した"Sake"のお話。
※オーストラリアでのワーホリ中、2017年3月6日に書いたブログを転載
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