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種子島からフェリーを乗り継ぎ桜島へ

朝、外の椅子に座っていたら猫が遊びに来た。

一昨日、スタッフの方から「猫がご迷惑かけてませんか?申し訳ありません」と言われ、「ただただかわいいだけで何も迷惑なことなんてないですよ〜」と答えるも、「いや!もう本当に、申し訳ないです」となぜかひたすら謝られたことを思い出す。

じっとしていたら猫はどんどん近寄ってきて、最終的にわたしの足に頭を擦り付けてきた。ただただかわいいだけなのに、他のお客さんとトラブルでもあったんだろうか。

宿泊先のコワーキングスペースはコーヒーとジェラートの無料サービスがあるので、朝ごはんにいただく。種子島はまだ蝉が鳴いている。

最寄りのバス停まで車で送っていただく。本数は1時間に1本あればいい方で、時間帯によっては数時間に1本。

「アクセルとブレーキを踏み間違える高齢者の事故が増えているけど、免許を返納しろと強くは言えない」と昨日警察の方から聞いたが、たしかに車がないと相当不便なわけで、どう対応するかは悩ましいところだよなと思い巡らせながら、バス停に荷物を放置して周囲をうろうろする。歩いている人はおらず、盗難の心配がないのは気楽。

人の気配がない
バス停のすぐ脇

今日から桜島に行くので、まずはフェリーで鹿児島港へ向かう。

種子島のメイン港
ロケット型

乗り物で眠くなることは少ないのだけど、なぜだかフェリーは寝てしまう。「九州本島最南端の佐多岬が見えてきました」という旨の鹿児島弁のアナウンスで起きた。

佐多岬

甲板はすごい風。先日Netflixで見たツールドフランスのドキュメンタリーで、チームメイトがエースの風除けになっていた意味を知る。あれはきっとだいぶ楽。

桜島は火山!という感じ。どうやら噴火したばかりらしい。

反対側

鹿児島港に到着。屋久島も種子島も小さな島で、その前にいた沖縄の名護は小さめの市だったので、県庁所在地の鹿児島市に久々の都市を感じる。建物に高さがある。

フェリーを乗り換えて、桜島へ。桜島行きのフェリーはまさかの24時間運行。わずか15分で到着した。

桜島のおうちは一軒家貸切なので、わたし一人。屋久島のご婦人から「隣に住んでるお母さんが作ってくれるご飯がおいしい」と聞いていたが、残念ながら今回はお母さんのご都合が悪いとのこと。

おうちには過去の宿泊者が置いていったお酒があるが、今日はフェリー疲れで体がゆらゆらするので休肝日。Aコープで買ったみかんがおいしい。

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