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青島のウミガメは減っているのかも
久々に睡眠を失敗。深い海で泳いでいたら大量の白魚に身体中を吸いつかれ、イテテテテテ〜!となり、慌てて海から上がろうとする夢を見て 4時ごろ目覚め、2時間近く眠れず、寝た気がしないまま起きる時間になった。吸引力が強い不快なドクターフィッシュというイメージの夢だった。
お昼を食べに行きがてら散歩をする。連日良い天気で、今日は半袖でもいける気候。もう11月になるというのに。
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海沿いに歩く。正面は逗子、背面は江ノ島の雰囲気があり、わたしは子ども時代の夏休みをあの辺りで過ごすことが多かったので、当時を思い出して少し切ない気持ちになってしまった。
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度入りのサングラスかけ、メガネはケースに入れてシャツの胸ポケットにしまっていたのだが、ふと胸に手をあてるとメガネがない。
メガネがないと当面サングラスで生活することになってしまい、室内でも夜でもサングラスをかけている人になってしまうので慌てて戻る。案の定数分戻ったところに落ちていた。
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海岸沿いの木は途中から背が低くなり、2本1セットになる。寄り添っている感じでなかなか愛らしいが、成長具体を見極めてそのうち片方を伐採したりするのだろうか。
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海岸の地図でアカウミガメ保護区域があることを知る。夏には産卵に来るそうで、10月いっぱいまで海岸への車での乗り入れが禁止になっているとのこと。
屋久島でパラパラ読んだ本によると、2004年の日本のアカウミガメの産卵回数は鹿児島が1位で宮崎が2位とあった。
鹿児島は3137回でそのうち屋久島が2309回、宮崎は917回とだいぶ開きがあるが、3位の静岡が209回であることを思えばかなり多い。
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ウミガメがいるわけでないことは承知の上で、ひとまず保護区域まで歩いてみることにする。やはりサーファーしかいなかった。
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帰り道、看板の裏にウミガメの説明があることに気付く。人に見てもらう気のない配置の仕方で、看板も薄汚れている。
わたしが見た産卵回数ランキングは2004年のものだったから、今はもっと少ないのかもしれない。おうちのサーファーの方たちも「ウミガメを見たことはない」と言っていた。
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道中には歩道から浜に降りる階段に座って海を眺めるスーツ姿の男性が複数人おり、サーファーとの対比が効いていた。
スーツはかなり黒く、せめてもっと明るい色にすればいいのにと余計なことを考えたが、近くにあるリゾートっぽいホテルかなんかの人なのかもと想像し、いやそういう人はこんなところで座り込まないよなと思い直す。結局なんだったんだろう。タクシーの運転手という雰囲気もあった。
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引き返して歩いていたら「なっちゃん」と声をかけられ、横を見たら海に面した背の高いカウンターのようなテーブルと、同じく背の高いベンチがちょこんとあり、そこに屋久島でご一緒し、青島で再会したご婦人がいた。
ご婦人は近くでビュッフェを食べ、お腹がいっぱいになって寝ていたらしい。気ままな人。
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おうちに戻り仕事をして、おやつに買っておいたしろくまを食べる。なんとなくあやしい味がして半分くらい残し、しばらくしたら吐き気がしてきてしまった。劣化していたのか、わたしの体調が悪くて味覚がおかしくなっていたのか、真相はわからない。
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食欲もなく、部屋でのんびり過ごすことを決め、早々に就寝。
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