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雨の日にみんなが傘をささないと危ないことがわかった

※2017年1月24日、オーストラリアにワーホリ中の日記の転載

傘が嫌いだ。邪魔くさい。折りたたみ傘を持ち歩くなんてもってのほかだ。

だからちょっとやそっとの雨じゃ傘をささないし、予期せず雨が降っても帰り道であれば傘は買わずに濡れて帰る。

傘をささないと日本では変な目で見られるけど、オーストラリアではけっこうな雨でも人々はあまり傘をささない。オーストラリアの好きなポイントの一つだ。

今日の夕方、シドニーはかなりの大雨だった。帰ったらすぐシャワー浴びればいいやと思って傘なしで歩いて帰ったら、髪の毛もTシャツも水がしたたるくらいびっちゃびちゃになった。

それだけの雨でも、傘をさしていない人がちらほらいる。同じように雨に打たれている人がいることに変な仲間意識を抱きながら、屋根の下で信号を待っていた。

信号が変わったので歩き出すと、向こう側から何人かが猛ダッシュしてくる。雨にうたれている人の視野は、雨が目に入るのを避けようとうつむきがちになるので、とても狭い。だからギリギリまで気がつかない。わたしは雨が降っても絶対に走らない主義なので幸い避けることができたが、走っていたらたぶん正面衝突していた。

傘なんて邪魔くさいと思っていたけど、もしもみんなが同じように考えて傘をささなくなったら、猛ダッシュする人が同士がぶつかる事故が多発するのかもしれない。「雨に濡れない」以外の傘の必要性を実感した帰り道だった。

※2017年1月24日、オーストラリアにワーホリ中の日記の転載

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