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沖縄で知り合った人のご自宅へ

今日は那覇市へバス移動。先日パイナップルパークへ一緒に行った人のおうちに泊まる。「近くに来たらうち泊まってくださいよ!」とおっしゃっていただき、本当に泊まりに行く。わたしは人の家に行くのが結構好き。

バスターミナルまで元気な女の子が車で送ってくれた。最後まで親切で優しい。

彼女の車は中古で12万円。昨日だけで2回ぶつけたらしい。ぶつけてもどうも思わないくらいが気軽でちょうどいいけど、さすがに1日2回は運転技術の意味で心配。

バスは全く来る気配がなく、時刻表を見たら時間が全然違った。そのまま1時間ほど仕事しつつ待機。

道中、バスでやや酔う。というか、二日酔い。量子力学のなんちゃらがどうにかなっているバンドを腕にはめていたら二日酔いにはならなかったのだろうか。

二日酔いを防ぐかもしれないバンド(再掲

事前に電話で部屋は3階と言っていたことは覚えていたが、部屋番号を忘れてしまった。とりあえず3階に行ってみると、部屋は二つ。鍵は空いていると聞いたので、一か八か開けてみたら鍵がかかっていたのでハズレ。開かなくてよかった。

正解のお部屋のドアを開けると、ウェルカムメッセージ。うれしい。

パイナップルパークの彼女は打ち合わせをしている様子だったので、お言葉に甘えてリビングのこたつで仕事をする。こういうときは変に遠慮したり申し訳なく思ったりせず、しっかりくつろぐ方がいいと信じている。

打ち合わせを終えた彼女と再会し、ココアとおやつをいただく。いよいよ図々しいけど、こういうときはご厚意を素直に受けとるのがベストだと信じている。

手元を照らすライトもくれた。直前まで習字をやっていたらしく、アヒルは返り血を浴びたみたいになっていた。

夜ごはんにはおでんをご用意くださった。彼女は夜も仕事なので、彼女の夫とごはんを食べながら話をする。

彼はアメリカ人で、中学生の頃にアニメと漫画が好きな友だちに誘われて日本語を勉強し始め、英語と全然異なることがおもしろくて日本語にはまったそう。今は沖縄の大学院で外国人の漢字学習をテーマに研究をしている。

漢字は読み方がたくさんあるのが難しいと言っていた。その例として「生」をあげてくれたので、意外な読み方の単語として「生業」と「日生」をあげたらどちらも初耳だったようで喜んでくれた。「一二三(ひふみ)」も信じられないと言うので、「九十九(つくも)」を教えてあげたらこれまた喜んでくれた。

外国人の漢字学習の一つのやり方として、漢字をパーツに分けてストーリーを作る方法があると教わる。「湖」であれば、さんずい、古、月に分け、「水の上におじいさんがいて、もうすぐ死ぬなと思って月を見上げている」みたいにストーリー化して覚えるのだとか。

日本人とアメリカ人ではアルファベットの書き方も異なるという話になる。たしかに日本人が書いたアルファベットは見てわかる。彼は左利きで、例えばMを右側から書くこともあるらしい。一方、「湖」を月から書く日本人はいない気がする。

仕事を終えた彼女が加わり、しばし歓談。二人はとても仲良しな感じですてきなご夫婦。自宅はシェアハウスで、ルームメイトがいたりゲストが泊まりにきたりと、人の出入りが多そうなおうち。そんな生活も楽しそう。

ごちそうさまでした

一泊しかしなかった昨日のおうちでわたしが使ったシーツはそのまま他の子が使うと言っていた。「なっちゃんきれいだから大丈夫!」とのこと。そして今日、ふとんカバーは昨日泊まった人のまま。このままでいいですよと伝えると「まぁいいか、泊まってたのかわいい女子だし!」と彼女。

昨日のわたしのシーツは別の人が使い、別の人の昨日のシーツをわたしが使う。シーツの循環。細かいことを気にしない性格でよかった。

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