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淡路島は良い気の土地で、ジェラートがおいしい

昼ごはんがてらマルシェへ。お刺身コーナーで5分ほど悩みカワハギを選ぶ。カワハギとウマヅラハギは同じ魚だと思っていたが、どうやら違うらしい。

近くでタコしゅうまい揚げなるものを買い、岸壁で食べる。楽しい。

仕事仲間の奥さんが兵庫出身とのことで、淡路島情報を教えてくれたのでジェラート屋へ寄る。ジェラートか〜と思っていたら、べらぼうにおいしかった。

淡路島モヒートは酸味しっかり、なるとオレンジミルクは苦み走っていて、どちらもめちゃくちゃ好み。ジェラートなめてた。

おすすめしてもらわなければまず行かなかった。仕事仲間の奥さんへビッグラブを送りたい。

宿の裏は松林。そこを抜けるとプロポーズ街道なるものがある。早速撮影中のカップルに出くわす。

脇道にはおにあい街道。なんぞと思って歩くと、鬼瓦がたくさん。瓦の生産地らしく、「お似合い(鬼愛)」であり、「変わら(瓦)ぬ愛」ということらしい。

浜辺にきれいな石がたくさんあると聞いたので探してみると、本当にたくさんあった。石を拾いながら「She sells seashellsなんちゃらって早口言葉があったな」とシーセルズシーシェルズまでを口ずさみながら歩く。正解はShe sells seashells by the seashore.

小学生のころに川で泳いでいて、きれいな石をたくさん拾ったことがある。水中ではとてもきれいだったのに、ペットボトルで作った即席の入れ物に入れて自宅に持ち帰った石は普通の石だった。すごく不思議だった。水中の石のあの輝きはどこにいってしまったんだろう。

下を見つめて歩き続け、気がつけばはるか遠くまで来ていた。こうやって子どもは迷子になるんだな。

拾った石

帰り道に飾られていた瓦には誓いの言葉が刻まれていた。この中の何割が今も仲良く過ごしているのだろうか。

昔よく行っていたバーの常連の女の子は、過去に付き合っていた男性から軟禁され、ツインテールとおにいちゃん呼びを強要されたことがあると言っていた。そんな話をまさかこんなところで思い出すとは。

おにいちゃんの瓦

「俺が守る」「俺についてこい」といった言葉にいつからシラけるようになってしまったんだろう。サバンナだったらグッとくるけども、便利な都市部でいったい何から守るつもりなのか。結婚願望がある若い女性にはこんなことを考え始める前にさっさと結婚することを全力ですすめたい。

かぐやひめって新しいな

夜はすてきな晩酌。玉ねぎはレンチン。5年ほど電子レンジがない生活を送っているので便利さに感動する。

無職の男性は瞑想をしに行き、脳天をぶち抜いてきたそう。同業の女性は瞑想を教えているとのことで、チャクラの話で盛り上がっていた。

彼女は霊気が使えて、自分の体をパイプにして宇宙の力を人に流して痛みを和らげたりできるらしい。霊光波動拳ってこういうことなんだろうな。極めれば霊丸打てるようになるだろうか。

その子は霊気を使えるようになってから場所の気を意識するようになったそうで、淡路島は良い気の場所とのこと。

引き続き古民家泊まり放題のサブスクを利用しているが、どうやらこのサービスはスピリチュアルよりの人が多い。わたしも熊野でスピ系認定されたので、おそらく合っているのであろう。

なお、水を売るような怪しいたぐいの人たちではないのでご安心いただきたい。

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