見出し画像

京都で不動産の情報収集

京都への引越しを検討しているので、不動産屋へ行く。Googleマップの住みたいエリアで「不動産」と検索して出てきた2軒をはしご。

1社目は中古マンションの売買を中心に扱っているところで、物件情報を見ながらなんとなく相場観を把握。当然エリアによるが、同じ価格帯、築年数の東京のマンションに、京都だと1〜2部屋追加される感じ。総じて東京より安いので、感覚がバグる。予算内で下手したら3LDKが買える。

ただ、物件数は少ない。京都は建物の高さに厳しい規定があるので、そもそもマンションが少ないそう。

不動産屋のお兄さんは親切な人で、内見ついでに京都をぐるりと車で案内してくださった。京都はコンパクトな街だけど、エリアごとに良し悪しがはっきりしていて、人気のあるエリアと人気のないエリアが近接していたりする。

紹介してもらったマンションはとてもよかったけど、5階かつエレベーターが3階と6階にしか止まらないのが致命的。わたしはインドアの出不精なので、外出のハードルはできるだけ下げたい。ゆえにオートロックなしの1階を愛している。5階というだけでやや心配なのに、3階で降りて端まで歩き階段を上がる動線ではおそらく外に出なくなってしまう。

2軒目の不動産屋は変わったお店。マンションを扱っている感じではないけど面白そうという理由で行ってみたら、案の定とても楽しかった。

京都は寺と茶と西陣と華の権力が強く、都市開発もそれらの影響をものすごく受けていること、東京よりご近所付き合いや地域の連帯が強く、トラブルに発展しやすいことなど教わる。

また、わたしが住みたいエリアは東京でいうと高円寺なのだそう。わたしは杉並区の中央線沿線出身なので、妙に納得してしまった。そりゃ住みたい。

あれこれ雑談をする中で自分の引っ越し遍歴や近年の放浪生活の話をしたところ、「たぶん5年後くらいに福岡か札幌に引っ越したくなるだろうから、予算は全部使わず4分の1くらい残しておいた方がいいと思う」と予言じみた助言をいただく。福岡と札幌の話は一切していないけど、どちらもかなりあり得る。

そんなこんなで全く想定していなかった一軒家を勧められ、焼き鳥屋で今日得た情報を振り返る。

これぞというマンションがあれば買ってしまうのもいいかなと思っていたけど、どうやら住環境は東京とかなり違う。まずは賃貸で住んでみて、様子を見てその後を考えるのが一番良いかもしれない。

となると東京のマンションの売り手が決まる算段が立ち次第京都で賃貸物件を探す感じだろうか。賃貸だとしたら新生活シーズンは繁忙期だし、1月までに決めちゃった方がいいか……?など考えながら、ふとサングラスを掛けっぱなしだったことに気付く。とても恥ずかしい。どうりで店内が暗いと思った。

飲み終えてまだ6時半。気温も落ち着いてきたのでぷらぷら散歩し、帰宅。シャワーを浴びて冷房ガンガンの部屋でじっとしていても体が熱い。日傘を差しているとはいえ、猛暑日に1日中出歩いてはいけない。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?