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狭い日本を飛び出したら、世界も同じく狭かった

※オーストラリアでのワーホリ中、2017年1月21日に書いたブログを転載

シドニーの人通りの少ない道を歩いていたら、フィリピンの語学学校で知り合った男性にばったり会った。

シドニーに来て最初の1カ月働いていた回転寿司で長く働いていた人の送別会に呼ばれて行ったら、はたまたフィリピンの語学学校で同じクラスを取っていた別の男性がいた。

カナダに留学中の大学時代の友人からは「なっちゃんの友達と一緒に働いているよ」と連絡がきた。フィリピンの語学学校に同じ日に入学した子だった。

わたしは約30年間、東京で生まれて東京で育って、東京で働いていた。東京を離れたことは最長2週間しかなかった。

なんて狭い世界で生きているんだろうと思って海外に出てみたけど、世界は思いの外狭かった。留学前にフィリピンの語学学校に行く人は多いから、必然といえば必然だけれども。

「誰もわたしのことを知らない世界」を求めて海外に行こうとする人もいるけれど、そんな世界はどこにもないのかもしれない。知り合いの知り合いを6人たどれば全世界の人とつながる、なんて話を最近実感している。

※オーストラリアでのワーホリ中、2017年1月21日に書いたブログを転載

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