桜島で慌ただしく過ごす
「役所で何かの手続きができまーす!」みたいな町内アナウンスで起きる。時刻は7時前。こんな時間にアナウンスしなければいけないことだったんだろうか。
お昼に昨日買ったラーメンを食べ、火山砂防センターへ行く。
火山砂防センターは無人。興味を持ってほしいという気概や、伝えたいという意欲をあまり感じない展示だった。わたしの展示への目も肥えてきてしまった。
桜島って実は島じゃないよな〜と不思議に思っていたら、大正時代の大噴火で九州本体とくっついたらしい。噴火の規模がうかがえるスケールの大きな話。
観光客に向けた循環バスで港に向かう。途中、展望所で時間調整が行われ予期せず観光地をエンジョイ。
地域の食べ物のほとんどは山形屋にあるらしいと屋久島でご一緒したご婦人から聞いたので、食品売り場をのぞく。なかなかすごい名前のお菓子が売っていた。
打ち合わせのためドトールに入るもWi-Fiの電波がめちゃくちゃ弱い。スマホのバッテリーを温存しておきたかったのに、結局テザリングでつなぐ羽目になってしまった。
屋久島のご婦人から「いますごく爆発した?」と連絡が来る。桜島の方を眺めると煙がもくもくしているが、街ゆく人たちは至って普通。2022年は年間235回も噴火しているらしいので、きっとこれはありふれた日常。
夜はみそおでんと串。おいしかったけど、お店があまり合わず、桜島の温泉施設の受付時間の兼ね合いもあり、サクッと食べて即出る。おでんと焼酎の組み合わせの良さをいつかわたしは体感したい。
桜島に戻り、マグマ湯に入り、しろくまを食べながら真っ暗な道を歩いて帰る。スマホのライトで照らさないと道が見えないけど、スマホのバッテリーは残りわずか。おうちまでの細かい道もわからないので、スマホが終わると詰んでしまう。
朝のアナウンスでの強制起床から始まり、バスの時刻に温泉の受付時間、スマホのバッテリーと、いろんなものに追われて勝手に慌ただしくなってしまった1日。
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