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香川を自転車で走り回り、車とぶつかる

共用自転車であちこちまわる。先日定休日だった道の駅にもリベンジ。産直の野菜コーナーがずいぶん個性的だった。全体的にどことなく卑猥な雰囲気がある。

「おいしいよ!」というアピールよりも「まずいときもあるよね!」という弁明が目立つ。商品へのクレームが相次いだ過去でもあるのだろうか。なぜこういう打ち出し方になったのか。

カフェで休憩がてら、おうちにあった石原慎太郎の「天才」を読む。田中角栄の話。自分が正しいと絶対的に信じて前に進む力が国を引っ張るリーダーには必要なのだなと思う。人間としての性質が自分と違いすぎて全く憧れや好感を抱けなかった。あと前提知識がないと内容が理解できない。

映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地があると看板が出ていたので行ってみる。たしか高校生の頃、初めてできた彼氏と見に行ったような。そんなメモリアルな出来事すら曖昧になっていることに時の経過の無常を感じる。

サクちゃんとアキが語り合ったところ
映画にあやかる縁結び地蔵

香川は石が名産品だそうで、あちこちにでかい岩がある。都市の道路沿いにこれだけゴツい岩がゴロゴロある風景はありそうでなかなかないような。

ゆるい坂を自転車で、徒歩より遅いスピードで登る。途中で止まらず登れただけ上出来。ゆるくない坂は早々に諦めて手押しに切り替えることでどうにかやり過ごす。

すっかりお腹が空いてしまい、もうすぐうどん屋だ!というところで一番の坂に出くわす。もちろん即自転車を降りた。

うどん屋さんの創業者は運送業を営む企業の経営者。高齢になるにつれて腰や膝を痛める従業員のために体の負担の軽い職場としてうどん屋をオープンしたとのこと。すてきなお話。

540円
食べる前に撮りなよ

帰り道、駐車場から道路に出るタイミングを見計らっている車がいた。止まっていたのでそのまま進んだら車もゆっくり前進してきてわたしの右側にドンっとぶつかり、わたしは自転車ごとバタンと倒れた。

車は徐行かつすぐブレーキを踏んでいたので強めに押されたくらいの衝撃で済み、幸い怪我もなく、自転車も無事。運転手のおばちゃんは善良そうな人で平謝りしてくれたので「大丈夫ですよ〜」と立ち去る。

自転車を漕ぎながら「普通に事故だよな」と振り返る。あとで調べたら9対1で車側の過失になるようだが、こちらも轢かれてすいませんみたいな気持ちになってしまい相手を責める気にはなれない。右足にあざができるくらいのものだろうが、連絡先くらい聞いておくべきだったか。轢かれておいて遠慮するのはあまり良くない態度だと自分でも思う。

何はともあれわたしが無事で、おばちゃんがわたしを怪我させなくてよかった。

今日の走行距離は合計35キロ。事故による打撲よりサドルによるおしりへのダメージが深刻。めっちゃ痛い。

どうも始めるとやり続けてしまうくせがある。自宅の湯船は浸かったら出られないし、歩き始めたら止まらないし、ゲームもやめたいと思いながらやり続けてしまうし、自転車も調子に乗って漕ぎ続けてしまった。

事故って落ち込んだのでケーキ食べた

夕食後、下半身を中心に全身がものすごくだるくなってきた。疲労困憊。普段自転車に乗らない人がいきなり35キロも漕いではいけない。

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