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ほろっ、とろっ、甘うま塩肉じゃが #23

皆さん、肉じゃががお好きですか?私は、そこまで好きじゃなかったんです。炭水化物で炭水化物(じゃがいもでごはん)を食べるのはどうも箸がすすまなくて。

しかも、じゃがいもが好きではありませんでした。
今となっては、「じゃがいも修行」と名づけて美味しいじゃがいもレシピを考えるのが大好きですが、数年前までじゃがいも料理といえば、ポテトサラダくらいでした。

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さて、そんな私ではありますが、今回ご紹介する肉じゃがは、もう本当に自信をもっておすすめします。ご飯もすすむし、塩と甘酒で味付けをするのでワインとかにも合います。

甘酒と塩?と味の想像がつかない方も多いかもしれませんが…騙されたと思って作っていただけたら嬉しいです。

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【甘うま塩肉じゃが】
(材料:2人分)
牛こま肉…150g
じゃがいも…4〜5個(300g)
玉ねぎ…1個(150g)
ミニトマト…50g
しょうが…5g

A 甘酒…100g
|酒…50ml
|塩…小さじ1

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まず、じゃがいもについてなのですが、肉じゃがといえば煮崩れしにくいメークインが定番ですが、
「インカのめざめ」
「レッドムーン」
「ながさき黄金」

の3種類が大好きで、見つけたら即購入します。中身が黄金色で、甘みが強くて茹でたり煮込むとトロッと口の中でとろけるような食感です。

写真は「レッドムーン」を使用しています。

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じゃがいもは、皮をむいて水にさらしておいてください。

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ミニトマトは、お尻に包丁で十字の切り込みを浅くいれておきます。このあとお湯で湯むきをするためです。

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玉ねぎは、1/4に切っておきましょう。今回は新玉ねぎを使っています。

あと、写真には撮っていませんが、しょうがはスライスしておきます。

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小鍋にお湯を沸かします。ミニトマトの湯むきと、牛肉をしゃぶしゃぶしてアクをとるために使います。

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ミニトマトをお湯の中に入れると、数秒で切り込みの部分から皮がめくれるので、すぐに引き上げます。

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続いて、同じお湯に牛肉をいれてサッとしゃぶしゃぶしてアクをとります。
アクをとってから煮込むと、完成したときの煮汁がきれいに仕上がります。

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ミニトマトは皮と実を分けて準備しておきましょう。
なんか、青いしましまのお皿に赤いトマトの皮がおいてあると、マリンっぽい色合いで可愛いな。

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さて、続いては調味料を混ぜ合わせておきます。
甘酒100g(計量カップなら100ml)
酒50ml
塩小さじ1
を合わるのですが、甘酒のつぶつぶ感をなくした方がきれいに仕上がるので、ブレンダーでガーッと混ぜておきます。

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▼甘酒の作り方やおススメブレンダーはこちらの記事で紹介しています。
(この甘酒の作り方もまるみ麹さんの甘酒をわざわざ取り寄せてでも作ってほしいほど美味しいです)

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さぁ、あとは鍋に入れて煮るだけ。

じゃがいも、玉ねぎ、トマトの皮、しょうが、牛こま肉、調味料を入れます。
トマトの実は最後に入れる
ので、注意です。

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煮汁が少ないので落とし蓋をして、中火で熱します。
私はいつもクッキングシートをくしゃくしゃにして落とし蓋代わりにしています。すぐ捨てられるし、シートごしに鍋の中が透けて見えるのですごく便利なんです。

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鍋の中が写真のように沸騰し始めたら、落とし蓋をしたまま、鍋の蓋もして、弱めの中火で10〜12分煮ましょう。

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今回使用している鍋、そういえばご紹介していませんでした。
ストウブ鍋20cmです。このサイズ感が2人暮らしの我が家には一番使いやすいです。

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煮る時間はじゃがいものサイズにもよるのですが、じゃがいもが8割ほど煮えて竹串がスッと刺さる手前くらいを目指します。

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ここでやっと、トマトの実を入れます。再び落とし蓋と鍋蓋をして、プラス2分煮ましょう。

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はい、できました!
煮物は、一度冷ましてから食べる前に再び温め直すと味がしみて美味しくなります。でも、すぐ食べたいですよね。私も、撮影後にすぐ味見しちゃいました。

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味の好みや食べる季節(夏は少ししょっぱめが欲しくなるので)
ごはんに合わせるのかお酒に合わせるのか
じゃがいもの種類や新玉ねぎかふつうの玉ねぎか
によっても塩加減が若干変わるので、

ひとくち食べてみて物足りないなと思ったら、塩ひとつまみ足してみてください。お酒のお供なら、ブラックペッパーをガリガリしたり、マスタードをプラスしても良いです。

じゃがいも料理、やっぱりいいですね。
まだまだじゃがいも修行は続きます。笑

ぜひ作ってみていただけたら嬉しいです。

bottanインストラクター


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