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胃もたれせずに食べられる。さっぱりトマトソースで「基本のチキンソテー」

これはもう絶対に皆さんに知っておいてほしい「基本のチキンソテー」の作り方をご紹介します。
というのも…思考停止に陥った時は、毎回チキンソテーに頼るんです。塩をふって焼くだけで、ドーンと主役おかずができる安心感に、何度も助けられています。


|ふり塩をなめちゃいけません…!

さて、チキンソテーをおいしくつくるコツの1つが、塩の量です。
鶏肉の重量に対して1%分の塩をふります。ここをケチると後からどんなにおいしい調味料で味付けしても、残念な結果になるのです。

そして、ふり塩した後にしっかり時間を置くのもポイントです。
30分置くのがベストですが、時間がなければ15分でも。
時間を置くことで、中までほんのりと塩気を感じるおいしいチキンソテーができます。

|重しをのせるとパリッと香ばしく焼ける

鶏肉を焼く時に、クッキングシート+重しをのせるとキレイな焼き色がつきます。さらに、短時間で火が通ります。油ハネも軽減できます。

フライパンの直径よりもひと回り小さく、重い、耐熱性のものがあるといいです。
焼き時間中は案外ヒマなので、その他のおかずを作ったり洗い物をしたりと、有効活用できるのもチキンソテーの便利なところですね。

ちなみに…わたしは、陶芸教室で作った備前焼のお皿を「重し」として愛用しています(笑)

では、さっそくレシピをご紹介しますね!

◆材料(2人分)

鶏もも肉 1枚(300g)
塩 鶏肉の重量 1%分
オリーブオイル 大さじ1
にんにく 1かけ
トマト 大きめ1個(200g)
酢 大さじ1

◆作り方

鶏もも肉に、塩を振ります。塩の量は、鶏肉の重量 1%分です。
300gの鶏肉なら3g(多めの小さじ1/2)を表裏にふりかけてください。
そのまま30分置きます。

塩が少ないと出来上がりの味がぼやーっとしてしまうので、鶏肉の重量に合わせて適宜調整してくださいね。

トマト 大きめ1個(200g)を食べやすい大きさに切っておきます。

鶏肉の表面に浮いてきた水けをキッチンペーパーでしっかり拭き取ります。

フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ、鶏肉の皮目を「下」にして入れます。包丁の背でつぶしたにんにく1かけも脇に置きます。

フライパンの直径に合わせて切ったクッキングシートをのせ、その上に重しになるような耐熱のお皿(鍋とか瓶とかなんでもOK)を置きます。
この状態のまま、中火で7分焼きましょう。

7分経つと、こんな感じでフライパンに触れていない表側のふちもほんのり白っぽくなっています。
クッキングシートと重しはもう使わないので、取り除きます。

ひっくり返し、にんにくも鶏肉の上にあげておきましょう。

空いているスペースにトマトを加え、更に中火で5分焼きます。
時々トマトを動かして、全体的に焼き色がつくようにしてください。鶏肉は動かしません。

ここでトマトを入れずに焼けば「基本のチキンソテー」になります。

5分経ったら鶏肉を取り出し、お皿に盛り付けます。
フライパンにお酢 大さじ1を加え、強火で30秒ほど一気に加熱します。
鶏肉の焼き汁・トマトのうまみ・お酢が混ざったソースの完成です。

鶏肉の表面はパリッとしているので、トマトソースは上からかけるのではなく、周りに添えるように盛り付けるのがオススメ。

こちらの写真は1人前(鶏肉を1/2に切った状態)になります。

|「もも肉は油っぽいな…」と思う方でも

ここまで読んでいただきありがとうございました。

フライパンに残った鶏肉の焼き汁を活用しない手はない…!と思ったところから、トマトソースを作りました。
「もも肉はちょっと油っぽいな…」と思う方でも、トマトのさっぱりソースのお陰で胃もたれせずに食べられますよ。

トマトソース無しの「基本のチキンソテー」は、シンプルにそのまま食べてもおいしいです。味変として、冷蔵庫にある調味料(しょうゆ、ポン酢、マスタード、わさび)をかけたりつけたりするのもオススメ。

ぜひ作っていただけたらうれしいです。


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