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人生に活かす「論語」

人生に活かす「論語」
著書・福田晃一

【経緯】
6年前くらいに東京出張の際に駅構内で買った

【コピー】
自己成長に合わせた落とし込みができる不朽の名言集


【感想】
元々は小学生の頃に封神演義にはまった経由から中国史に興味をもち
孔子について勉強を始めたのがきっかけで「論語」を知る。
儒教の思想のもととなった論語だがその中心的考えは「仁」である。

「仁」とは最高の徳であり、人を思いやり、慈しむ心。

この仁があれば、おのずと道徳は保たれ、社会が安定すると言うのが
根本の思想である。

小学生の頃に割と感銘を受けた思想であり、
自分の行動を振り返り評価するときの基になっている。

毎年数千冊の本が発行される中で
2500年も前の思想が振り返り人生の基盤となっている事に驚く。

人間の文明発達は進化すれど精神的な発達はできていないのではないかと
危惧する。

たまに本棚から出しては見返すと、知識としてあるが、実行できていない事の多さに自分で
反省する。

◉学びて思わざれば、即ちくらし。思いて学ばざれば、則ちあやうし。
人の話を鵜呑みにして、自分の頭で考えなければ、失敗します。
でも、自分の意見にこだわって、人の意見を聞かなければこれまた失敗します。

◉たくさん苦労しよう
人は苦労すればするほど、他人の心理がわかるようになります。心もタフになります。
そのようにタフな苦労人は身構える事なく、人目を気にする事なく、いつも自然体で入られます。そのため、まるで気が抜けているようですが、たやすく騙されません。
人の心がわかるからです。

自分の精神や成長状態に沿った名言が論語からは沢山出てくるので、一読の価値と言わず、人生のパートナーとしてのオススメの一冊。

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