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地球温暖化解決にオーガニックが貢献する秘密

令和2年7月豪雨で被災、避難された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。1日も早いご復興をお祈りしています。⠀

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九州南部の豪雨で甚大な被害が起きているというニュースはドイツでも連日のように報道され、見るたび聞くたびに心が痛んだ。⠀

募金の他にもドイツからできることはないだろうかと思って、一気に書き上げたのが今回シェアするこちらの記事だ。⠀

「地球温暖化を解決するために「オーガニック」ができること」⠀

昨今、日本のみならず世界各地で多発する異常気象と自然災害。⠀

その要因は地球温暖化にあり、地球温暖化を助長する最大原因の一つが、⠀

現代の食と農のあり方にあることが世界の研究者らの報告で昨今明らかになってきた。⠀

気候危機を迎えた現代、地球温暖化の緩和と適応に貢献するサステナブルな食と農の推進は、地球と人類の生き残りに不可欠な要素になる。⠀

今多くの方に知ってほしい。気温上昇が1.5℃に達する前に。⠀

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Title:
地球温暖化を解決するために「オーガニック」ができること⠀


Contents:

1) 近代農業が地球温暖化などの気候変動を加速させている
2) 有機農業は地球温暖化の緩和に貢献
3) 地球温暖化時代にこそ有機農業は強い
4) 温暖化する未来を食と農で変える⠀

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以下、本文抜粋:⠀

「(異常気象の)要因は地球温暖化にあり、地球温暖化を助長する最大原因の一つが、現代の食と農のあり方にあることが世界の研究者らの報告で昨今明らかになってきました。」⠀

「コロンビア大学地球研究所によると、農地開発のための森林伐採や化学物質の過剰使用など、環境に配慮しない生産手段をとる近代農業によって、炭素の最大70%が大気中へ放出されたと考えられています。 」⠀

「有機農業研究所(FiBL)が行なった有機農業と慣行農業を比較したメタ分析で、有機農業が営まれている田畑ではより多くの炭素が土中に貯蔵されることがわかりました。」⠀

「有機田畑では土中の炭素が年平均2.2%増加するのに対し、慣行農業では増加しないことが確認されています。 」⠀

「有機農業は、土壌の健康状態を高めることが可能です。それゆえに、近年世界各地を襲う水害、干ばつ、冷害、高温障害などの異常気象条件下でも、比較的安定した収量を確保することができるという報告があります。」⠀

「例えば、日本では、1993年異常気象による冷害のため、戦後最悪と言われるコメの大凶作となりました。今は亡き農学博士で東海大学名誉教授だった片野学氏によれば、慣行栽培を営む稲農家では場合によっては皆無作に近い状態であっても、有機稲農家は半作から七分作の収量を確保できていたと言います。」⠀

「国連IPCCは、早ければ2030年にも気温上昇が1.5℃に達する可能性があると指摘しています。そうなれば、生態系の劇的損失が生じ、地球上のサンゴの9割が死滅する可能性があると言われています。その他にも、異常気象の悪化、海面上昇による居住地の水没、感染症発生のさらなる増加など、人命を脅かす事態が世界中で頻発すると考えられています。 」⠀

記事はこちらから
https://iob.bio/journal/prevent-globalwarming-organic/ 

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