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好きなコトで生きて、軽やかに暮らす

特にまとまりのない話。お付き合いいただけると嬉しいなぁ。

この1年間で、さまざまな価値観がガラリと変わった。私は組織を離れ、基本的に在宅になった。会社員をしている8か月で出逢えた友人はごくわずか。それはそれで楽しいし、深い関係になれているのかな?と非常によい付き合いが出来ている。

ただ、やはり何かあった時に「ねえねえ」とすぐ話しかけられる距離にいるのは、夫だけという現実。たまには家族以外の人と自分の気持ちを共有したいこともある。大阪からIターンして、右も左もわからず、土地勘もない。その上、帰宅の遅い夫との二人暮らし。

私は整理収納アドバイザーで、片付けについては得意な方だと思うし、インテリアショップで働いていた経験から、豊かな暮らしを想像しながら、部屋を快適に整える事も好きだ。だから在宅で仕事や家事を行うのも、ずっと家に引きこもることも苦ではない。オンラインで自由に繋がれる時代だし。

でも、だからこそ、実際に誰かと会える事って、やっぱりいいなという感情に気づくことが出来た。(結構、人見知りと思っているけど。笑)

そんなことにぼんやり気づき始めた頃。やはり地方に移住する人、Iターンする人(UでもJでもだけど)は少なからず私のように「寂しい」気持ちを抱えているのではないだろうか。ちょっと立ち寄って、今やっていることを話したり、コーヒーを飲みながらおやつをつついたり。夜だったらお酒を一緒に楽しんだり。そんな中で気持ちを吐き出せる場があったら、私自身、嬉しいな~と思った。

どこかに何年、何十年、一生定住するということは今のところ考えていない。けど、何か「拠点」と呼べる場所も欲しかった。何かあったら帰ってこれる場所、「故郷」みたいな。私はそれを自然と、今住んでいる福井県に持ちたいなと考えていた。恐竜はいるけど、特別な観光地が沢山あるわけでもない。ただ、お米は美味しいし、山も海も近い。実家のある大阪へは車でも頑張れば帰れる距離。朝ごはん食べて、高速に乗って、お昼には実家に着くくらい。ちょうどいい。

「じゃあ、福井にオフラインのコミュニティを作ればいいか。」

拠点、私たちの"ベース"ってイメージ。かっこよく言えば、サードプレイス。自宅でも職場でもない、落ち着ける場所。

夫が相続する予定の小屋付きの土地がある。まずこれが田舎だな~と驚くのだけど。出来るかどうかは別にして、ここを私たちの「拠点」にすればいいのでは・・・
昔から夫が興味のあったオフグリッドを取り入れた小屋にして、自分の暮らしを実験できる場になったら絶対に楽しい!そこに「面白そう」って思ってもらえる人が集まってくれたり、一緒にそこを作ったり、使ったりしてくれる人が増えたら、もっともっと楽しくなるだろうな。

そんな事を、あたたかく冷たい春の風に当たりながら、ふと考えた。


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