保護犬みっきーLIFE①
保護犬みっきーが我が家にやってきた理由はある理由なのだが、それはまたいつか書けるときに書きたいと思います。
保護施設からやってきたわんこ🐶
ある事情で、知り合いから早急に期間限定で預かってくれるボランティアさんを探しているという連絡が入り、周りの動物好きに聞いても🆗の返事がもらえず、『数ヵ月なら、、』という理由で私が預かることにしてから早2年。。←笑
実際の年齢もわからない、レスキューされた🐶
チワワのような?ダックスのような?
目がうるうるしてる子がやってきました。
名前はありますが、見た目がミッキーみたいだったので、私はみっきーと呼んでいます笑
元の名前にも、みっきーにも反応するなんとも賢い子🥺笑
私が高校生の頃から13年過ごしたイヴ🐶を最後に、動物を飼うことはしばらくないだろうと思っていました。
出演舞台の稽古とバイトの日々で家には寝るだけに帰る日々の中、突然の体調の変化。
もしかしたらサインを見逃していたのかもしれない。
その頃🐶の病院によくつれていってくれていたのは弟でしたが何も気づいていなかったようです。
バイトから帰ってきて、イヴの呼吸がいつもと違う。
抱っこしても遠くへいこうとする。
翌日病院へいこう。
そんなときに限って定休日の日曜なのである。
かかりつけでない病院に行ったら肺炎だと言われ、かかりつけでないからか、遠慮されてしまい、その日は点滴をして帰宅。
すこしは安心したのもつかの間。
その日の夜にイヴは突然旅立ってしまいました。
いまだにイヴの最後を思い出すと泣けてきて、自分のふがいなさへの悔しさなのか、何もできなかった自分への怒りとイヴのいない寂しさに、ひとり号泣します。
もうこんな悲しい気持ちになるのはなぁ。
家族を失う悲しみは寂しさは、耐えがたい経験だと知り、この先動物を飼うことはないかな。
と思っていました。
イヴが空に昇ってから6年後、あるきっかけでやってきたみっきーは、3ヶ月お預かりどころか2年が経ちました笑
年齢も経緯もわかりませんが、とにかく天使ちゃんです🥺
イヴはミニチュアダックスフントでしたが、みっきーは、おそらくチワックス。
チワワ過ぎずダックス過ぎないなんともあいのこな
ちょっと困り顔のみっきー🐶
イヴと過ごしていたとはいえ、久々で、動物との生活に必要なものを忘れていた私。
そして無知な自分だったあの頃を反省し、何でも調べるようになりました。
来た当初、十分に施設でお世話されていなかったのでしょう。ガリガリに痩せ細り仰向けになれば毛はなく骨が浮き出てる状態。
今3,8キロあるみっきーは、その頃片手でヒョイッと持ち上げることができるほどの軽さでした。
劣悪な環境にいたとは思えないほどの人懐こさにすぐにメロメロとなりました笑
フケや伸びきった爪、耳の中は腫れて穴が見えないほど。
最初は短い間預かってるだけなので、自分にできることは自分でやろうと、シャンプーや耳の掃除、爪切りなどしていましたが、手を噛んだり耳を掻いたりする頻度が多くなり、病院につれていきました。
病院をきっかけにみるみる耳の腫れが引き、毛もたくさん生え、最初は年が7歳くらいかな?といわれましたが、もう少し若いかもね??と言われるほどになりました。
ワクチンなどもしているかわからないため、狂犬病注射や、混合ワクチン、フィラリア予防などを済ませ、みっきーと旅行もするようになりました。
イヴがいた頃は家族もいたため、田舎に一緒にいったりもしましたが、ほぼ車移動かつ、実家にお泊まりだったので、🐶と一緒に電車にのったり、ホテル宿泊について調べたりして、はじめての体験ができました。
そして一緒に過ごして2年目の今年、春頃から原因不明の腸炎や、膀胱炎など、心配事が増え、8月頃膀胱炎だと思っていた症状が、移行上皮癌の疑いがあると言うことで、詳しく検査するために、10月に東大病院にて、検査をしていただきました。
結果は移行上皮癌だろうとのことでこの日から、がん治療がはじまりました。
幸い、他の臓器への転移はみられないとのこと。
しかし場所が悪く、細い尿道ががん細胞に埋め尽くされていました。
なにもしなければ、余命2ヶ月。
飲み薬や、抗がん剤などの処置でも根治することはないといわれました。
長くても半年~1年。
ただ、手術をすれば、根治の可能性が2割。
残りの8割が再発、転移。
手術の場合、膀胱ではなく尿道なので、尿道+膀胱も摘出するという全摘出になります。
この手術のデメリットは、この先ずっとおむつ生活になるという点。手術したからといって根治の可能性は2割ということ。費用が入院含めて80万円ほどかかるということ。
これを書いてる間も、なにがベストなのか、いまだに答えが見つからないです。
でも、どれだけ生きられるかではなく、どう生きるかを大切にしたいと思うのです。
高額な費用を捻出するためにたくさん働いて、みっきーと過ごす時間が減るのは違うと思うし、かといって、苦しんでいく姿を見るのも辛いもので。
イヴにしてあげれなかったことを、みっきーにはお金が理由で諦めたくない。これは最初に決めたことでした。
今回ここに書いたのは、みっきーとの生活や、病気の経過を書くことで、私自身見返すことができることと、移行上皮癌というガンが、わんちゃんにはとても多い癌らしいので、同じように癌を患ったわんちゃんの飼い主さんと情報共有ができたらなと思ったからです。
また、保護犬をご家庭に迎える方も今後増えてくるかと思います。
欧州ではペットショップが禁止されている国もありますし、今後も自分にできることで、動物愛護の活動や、動物に優しいライフスタイルを築けたらと思っています。
今後もまた、みっきーの様子、これからの治療のことをリアルタイムに書いていきたいと思っています。
そして思い出をたくさん刻みたいと思います🍀
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