P.C.P -Angel Dust-
囚われた自由にも
法の存在が自由を生産する事も
その真実に目を背けている事も
彼等は現実の矛盾に苦しんだ時
立ち上がる心の強さを持たなかった
彼等は重複する異なる内容の法の狭間で
背徳の抜け道に出遭ってしまった
意味を求めない自由の世界に
逸脱してしまうことを誰にも止められず
曼延する病原菌に足を捕まれて
狂った快楽の蜜に溺れたのだ
時間が速くなり遅くなり
虚ろな意識に語りかける声は
彼らの心に息づいた堕天の吐息
彼らは彷徨う弱き者
法の存在が自由を存在させる事に
気が付かずに罪を犯す無知なる者
法の存在が自由を存在させる事に
知りつつも社会の悪戯に飲まれる弱き者
彼等は背徳の道しるべに
流されるべくして流されてしまう者かも知れない
狂った快楽の蜜は
法の狭間からこぼれ落ちる
罪なる罪は産まれるべくして産まれる
法の名に於いて善が存在すれば
罪もまた遺伝する
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。