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遺書No.346 労働密度。

※この記事は、私がかつて(2004年7月6日から2009年7月5までの5年間)、cgiboyというサービスのブログで毎日投稿していた「遺書」の中から、とある1日を抜粋して転載したものです。
※最後に、久々に読み返しての一言メモを追記しています。

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2005.6.17
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春だけどさ~。
いや、春も終わりもはや初夏だけどさ~。


一時期すっごい暑くなって。
ここ数日すごく寒くなって。

もうこれ梅雨でしょう?


会社の前の隅田川沿いの桜は散った様も、
遠い昔のよう・・・
桜はまるで、恋のようだね。

とかどうでもいい事を思いつつ、私は考える。

『キャパシティに対する労働力』
もしくは、
『体力:労働量=労働密度』

それらに対応してさ?
賃金でしっかり差をつけるなりなんなりさ、
しっかりとした報酬とゆか見返りが欲しいよね。

でもって、報酬や見返りだけでなく、
周りの人にそれが伝わるようになったらいいと思う。

でも別々の会社でそんな比較はナンセンスだし、現実的じゃない。

だから、例えばその労働密度とゆーもんを測ってさ?
それぞれに、色の変わるランプでもサイレンの様に頭につけるといい。

そうすれば
二日酔いでグッタリしている人と、
仕事が忙しくてグッタリしている人が端から見ても区別が付く。

なんで突然こんな事を思ったか?

俺、疲れてるんです。

とゆのは、今日仕事で電車に乗ってる時の話なんだけど、
ある駅で乗ってきた初老の婦人がいた。

そこに居たのは、


①連日残業が続き精神的にも体力的にも疲弊し、わずかな移動時間でようやく一時の休息をゲットした俺。

②デパートの紙袋を持ち、油がどっぷりとのった買い物帰りの恰幅の良いオバサン。(席1.5人分)


・・・その油の乗ったオバサンが、
俺に語りかけた訳ですよ。

「あらあら、若いんだからアナタ変わってあげたら、ねぇ?」

・・・一言でいえばね、

…お前がどけよ!!
席はお前のせいで0.5席しか空いてねぇんだょっ!!凸(´口`メ) ウラァ

「若さ」とか、見た目で判断すんじゃねぇっ!!


とか、そういうことです。

こちとらお前が見た目から想像した以上の労働をしてんだヨッ!!

お前は今から家帰って、
横んなってせんべぇ食いながらワイドショーかも知れんが、こっちゃ今からまだ仕事再開なんだょ!
(※これはこれで物凄い決め付けと、性差別的な発言だから本来はダメな!!)


・・・・フラフラと席を譲りましたょ。


よほどキレたかったが、
目の前の老夫婦に責任はないしね、
そんな事いってもどうせ素直に理解はして貰えないだろうし、「席譲るのを嫌がる出来の悪い青年」という不本意なレッテルを貼られた目で見られるのもヤダし。

あ~ぁ、なんだかな~。

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2021.10.24
毎日遺書を書き始めた当時346日目の投稿内容。
これは懐かしい…。こういう怒り的なベクトルのイベントというか機会がとにかく多い人生。半分以上は自分のマインドのせいである事は理解してる(涙


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。