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Introduction to UX research

UX research

UXリサーチは、企業の規模によって、専任のリサーチャーがいることもあれば、UXデザイナーが兼任することもあります。

UXリサーチは、観察とフィードバックを通じて、ユーザーの行動(user behaviors)、ニーズ(needs)、動機(motivation)を理解すること(understand)に重点を置いています。UXリサーチの目標は、ユーザーを優先することです。ビジネスニーズを確実に満たしていることも大切です。UXリサーチは、高価で時間のかかるプロダクトが作成される前に、企業が『ユーザーに必要と考えているもの』とユーザーが『実際に必要としているもの』とのギャップを埋めるのに役立ちます。

Product development life cycleとUX research

さて次に、UXリサーチと製品開発ライフサイクルはどのように関連しているのでしょうか?UXリサーチは、製品開発ライフサイクルのフェーズ3(Design)の前、最中、そして後に行われます。

Foundational research

Answers the questions

  • What should we build?

  • What are the user problems?

  • How can we solve them?

何かをデザインする前に行われるリサーチは、基礎的リサーチ(foundational research)、チームによっては、戦略的(strategic)または、生成的(generative)リサーチと呼ぶこともあります。このリサーチでは、何をデザインするべきかを調査します。ユーザーの問題は何か、どうすればそれらを解決できるか。このリサーチの目的は、解決策をデザインしたい問題を定義するのに役立つことです。このリサーチでは、ユーザーと対話し、プロダクトを使用する際の問題点を特定します。このリサーチにより、デザインチームの誰もが思いつかなかった機会が見つかることがあります。

Design research 


Answers the questions

  • How should we build it?

製品開発ライフサイクルのデザイン段階、つまりフェーズ3で行われるリサーチは、デザインリサーチと呼ばれます。一部のチームでは、戦術リサーチ(tactical research)と呼ばれています。デザインリサーチは、どのようにデザインすべきかについてリサーチします。この段階では、ユーザーに次のことを質問します。プロトタイプを使ってみた体験はどうだったか、使いやすさ、あるいは使いにくさはどの程度だったか、何か問題に直面したか。デザインリサーチの目標は、どのようにプロダクトがデザインされるべきかを知ることです。デザインリサーチにより、デザイナーはユーザーがプロトタイプを操作する際に発生する問題を軽減する機会を得ることができます。
紙のスケッチであれば、設計プロセスの早い段階から、デザインリサーチを実施することもできます。実際には、リサーチ目標によってどのようなリサーチが適切かは異なります。

Post-launch research

Answers the question:

  • Did we succeed?

3番目のユーザーリサーチは、発売後リサーチ(post-launch research)と呼ばれます。リリース後のリサーチは、ユーザーのニーズをどの程度満たしているかを評価するために使用できます。これにより、成功したのか?を確認することができます。発売後リサーチの目的は、ユーザーが製品をどのように体験したか、またそのUXが良いか悪いかを理解することです。競合製品と比較してプロダクトのパフォーマンスを確認することもできます。

UX researcher qualities

  • Empathy: Able to understand someone else's feelings or thoughts in a situation

  • Pragmatism: Focused on reaching goals

  • Collaboration: Can work with a range of people, personalities, and work styles

次に、UXリサーチャーの重要な資質について説明します。優れたUXリサーチャーには、共感(empath)、実用主義(pragmatism)、コラボレーション(collaboration)が重要です。共感(empath)とは、ある状況における他の人の感情や考えを理解する能力です。実用主義(pragmatism)は、問題解決への実践的なアプローチです。コラボレーションとは、さまざまな人々、個性、働き方と協働できる能力のことです。

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